ドラマから学ぶ「時間」と「歴史」と「後悔」〜プロポーズ大作戦を参考に〜
どうも。しょうです。
早速ですが、
「あなたは後悔したことはありますか?」
自分は過去を思い出して見ると、後悔したと思えることは一度もありません。(ただ、鈍感なだけで、もしかしたらあったのかも…)
時間と人と歴史は切っても切れないほど密接に関係しています。
人は時間に支配されているとも言えますし、歴史は時間そのものです。
そのため、時間に関する様々な作品が今までに誕生してきました。
今回は時間を扱った作品の一つを取り上げて、時間と歴史を見ていこうと思います。
プロポーズ大作戦と時間と歴史
最近、FOD(フジテレビのテレビが見れる公式アプリ)でプロポーズ大作戦(山下智久さんと長澤まさみさん主演の恋愛ドラマ)というドラマが全話無料配信していたので、久しぶりに見てしまいました。
思いを寄せていた幼馴染の吉田礼(長澤)に告白できないまま、彼女の結婚式に出席することになった岩瀬健(山下)が、妖精の力を借りて過去に戻って恋の成就を試みるドラマです。
恋愛ドラマとしてとても面白いのですが、よく見ると、後悔した「過去」に戻って、その当時とは違う行動をして「歴史」を変え、良い「未来」にしようとしているのです。
今(現在)は過去の偶然の積み重ねによって成り立っており、過去のどの偶然もかけてはならないものです。
もし、どこかの偶然がかけてしまったら、歴史は大きく変わることになるでしょう。
それゆえに、今から過去を見てみると偶然は必然と同じように見えるのです。
もし、豊臣秀吉が徳川家康を関東に飛ばさなかったら徳川家康は江戸に幕府を開いてないです。
そもそも関東を支配していた北条氏(豊臣秀吉に反抗した家。反抗したので秀吉に滅ぼされた。)が秀吉に反抗せずに従った場合、関東に存在し続けることになるので、家康はやはり関東に来れず江戸に幕府を開いていないです。
つまり、どこか偶然がかけてしまったら東京が首都ではなくなっているのです。
そう考えると、巡り巡る偶然の連続という歴史の面白さが少し見えてくると思います。
そんな歴史の改変をドラマでは行われていたのですが、なぜ岩瀬健(山下)は過去に戻ることにこだわったのか。それは過去に未練があった、つまり「後悔」していたからです。
現実的な話をすると、我々はもちろん過去には戻ることはできません。だからこそ、「あの時こうすればよかった…」といった後悔が存在します。
ドラマでは結局、過去に戻っても決定的に大きな歴史の変化はありませんでしたが、最終的には過去より今を変えようとしてハッピーエンドに終わります。
後悔しない選択と直感
このドラマが伝えたいことは「後悔しないように今を全力で生きよう」だと思います。
後悔先に立たずというくらいですから、後悔したことは後になって気づきます。
未来のことは誰にもわからないのです。
それなら、今後悔しないような最善の選択をすることが大切です。
時間と歴史は密接に関係していて、歴史の分岐点の道は、進む道と進まなかった道で未来が大きく変わります。
そこで後悔するかしないか分かれるのです。
なぜなら、進む道にも進まない道にも出会うはずの「人」や「こと」がいるからです。
選ばなかった道にいた「人」も「こと」もまず出会うことはありません。
そんな分岐点で大切になってくるのは「直感」です。
直感ほど頼りになるものはありません。
自分は「直感は偶然に出会うサイン」だと思っています。
何か適当な理由をつけて選んだり、泣く泣く選ぶなら、そんな選び方じゃなく直感で選びましょう。
身近なものから時間や歴史に触れてみよう
今回のように世の中には「時間」を扱ったドラマや映画、漫画やゲームなど様々存在します。どれも歴史を変えようとしている内容です。
どんな作品でもいいです。とりあえず見てみてください。
時間と歴史のことが少し見えてくるかもしれません。
自分のオススメは「プロポーズ大作戦」と「織田信奈の野望」です。(織田信奈の野望は織田信長が女の子だったらというIFのアニメで、現代に生きる歴史好きの主人公が戦国時代にタイムスリップして、信長の歴史の最後の悲劇を回避しようと信奈を助けていくというものです。内容は面白いです。笑)
こういう身近なものから歴史に触れ、興味を持ってみるのもいいかもしれません。
そして、後悔をしない自分だけの生き方をぜひ見つけてください!