歴史好きが超絶分かりやすく教える！日本人が魚好きの理由とは！
どうも、魚より肉派のしょう(@shos_history)です。
日本人といえば寿司やら刺身やら魚が好きなイメージ強いですよね？
なんで日本人は魚が好きなのか気になりますよね？（強引）
気になって気になって震えてきた（西野カナ風）ので今回は、日本人が魚好きになったであろう理由を話します。
日本人が魚好きになったのは日本列島の誕生と仏教の伝来が関係しています。
意外と壮大…
魚が嫌いでも歴史が嫌いでも面白いと思うのでぜひ読み進めてください。
日本人と魚の歴史！
日本人の魚好きは歴史を見ないと分からない！ということで、日本史の始まり日本列島誕生から話していきますね。
日本列島の誕生と日本人と魚の歴史！
今から1万年前にめっちゃ寒い氷河期が終わり温暖で湿潤な気候へと変化しました。
今まで日本列島は横のユーラシア大陸と繋がっていたのですが、完全に分断され今の形になります。
「お前ら急げ！分断されるぞ！」と映画によくあるようなセリフを言っていたかもしれません。
分断される前に日本あたりの土地に人が来てなかったらどうなってたのか…
分断されたおかげで日本列島とユーラシア大陸の間に日本海ができました。
太平洋側と日本海側には北からやってくる寒流（冷たいやつ）と南からやってくる暖流（熱いやつ）がぶつかり世界有数の魚の採れる好漁場となりました。
なんか学校で聞いたことある単語…
なんでぶつかるところが好漁場になるかというと、寒いのが好きな魚と熱いのが好きな魚がどっちも集まるところだからです。
暑がりと寒がりが暑くもなく寒くもないちょうど良い場所に来た！
ということです。
当時の人たちはその環境によってたくさんの魚を採って食べていたんです。
日本は大きな島国。つまり周りが全て漁場（魚が採れる場所）なんですよ。
アメリカや中国をしのいで海岸線の世界ランクは6位です。
強そう…
古代からそりゃあムシャムシャと魚を食べているんですから好きになりますよね。
遺伝子レベルです。笑
ちなみに世界の魚消費ランキングがあるみたいで、1位がモルディブ（どこ？）、2位がアイスランドで日本は6位みたいです。
どれも島国なので、やっぱりそういうことでしょう。（ポルトガルが日本より上位なのは気にしないでおこう…）
仏教の伝来と日本人と魚の歴史！
日本人に一番馴染みがある宗教の仏教ですが、日本に伝わったのはいつ頃か覚えていますか？
538年です。
ゴミ屋が仏教教えに来た！と覚えたはずです。笑
仏教伝来から150年近くたったころに天武天皇という天皇が「お前ら肉食うなよ。狩猟するなよ！」と言い出します。
仏教の教えに「殺すのダメ！ゼッタイ！」があるからです。
実際には一切の肉を禁止したわけではないのですが、それでも食べる頻度は昔より減りました。
すると肉の代わりに動物性の食料の大部分が「魚」になるのです。
自然な流れですよね。肉がダメなら魚ってことです。
その肉を敬遠する流れが明治時代まで続くことになります。（もちろん食べてる人はいました。）
逆にいうとその肉敬遠ムードのおかげでうなぎや天ぷらやお寿司が江戸時代に生まれたのかもしれません。
うなぎや天ぷらやお寿司と江戸時代について気になった方はこちらを必ずチェックです！（面白いことを保証します！笑）
明治時代になって欧米（ヨーロッパやアメリカ）の文化を積極的に取り入れて肉食文化がしっかりと浸透してくるのです。
日本人が魚好きになったのは日本列島の誕生と仏教が関係してる！
・日本列島の誕生によって島国になったこと
・仏教の伝来によって肉をあまり食べなくなったこと
上記の理由で魚を食べる環境になり、その結果、日本人は魚好きになったのです。
もし、日本列島が大陸と分出されずに島国にならなかったら間違いなくここまでの魚好きにはなっていなかったでしょう。
まさか日本人の魚好きが日本誕生という日本の歴史の原点まで遡るとは思いませんでした。
これが歴史の面白さなんです。
日本人と魚の歴史は深海のようにめちゃくちゃ深かった…
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