お風呂の歴史が湯船よりだいぶ奥深くて熱かったから大雑把に解説する!
どうも、先日も温泉に行ってきたしょう(@shos_history)です。
お風呂好きやな〜!
前回は風呂場では髪を洗うの禁止だったというまさかの話をしました。
気になった方はチェックです!
そもそも今のお風呂のようなスタイルになるまでどんな歴史があったのか気になったので今回はお風呂の歴史について話します!
風呂の歴史という最初に話すような内容を最後に持ってくる男…
美味しいものは最後まで取っておくタイプです!
お風呂の始まりはとてつもなく古い!
お風呂の歴史は紀元前4000年の古代メソポタミア文明(世界最古の文明)の頃の沐浴のための浴室が作られていたのが確認されているものでは最初とされています。
約6000年くらい前ですね。
神社とかに行くと手をゆすぐイベントがありますが、あれも沐浴の一種です!
どこから湧いた水かわからないのに誰も気にせず手を洗って口をゆすぐあれか!
4000年ほど前には薪を使って温めた温水の浴室ができたそうです。
2200年前くらいの古代ローマ時代になるとテルマエという公衆浴場ができました。
僕テルマエロマエ見たことないのでこの機会に近いうち見ます!
そんな感じでヨーロッパではお風呂文化が浸透しつつあったけど、キリスト教も浸透してきて徐々に廃れていきました。
人が密集する風呂場が中世に流行したペストやコレラの温床となる可能性もあったため浴場が閉鎖されていったとも言われています。
いゃ、むしろ風呂に入れ!
中世ヨーロッパのうんことペストとかの流行についてはこちらをチェックです!
日本でのお風呂の歴史は仏教伝来から!
日本では昔から滝行(滝にあたりながら手を合わせるやつ)など禊の慣習はありました。
お風呂っぽいのが始まるのは6世紀に仏教が伝来伝来からです。
仏教では汚れを落とすことが仏に仕えるものの大切な仕事であること、沐浴すると色んな病気を除けて逆に色んな福が来ると言われていました。
寺院に参拝に行くと風呂場みたいな場所があり、おまけでお風呂に入れたそうです。
おまけっていうな!
当時の風呂は蒸し風呂といって蒸気で身体を温める風呂でした。
蒸気が出ないバージョンが今のサウナです。
時代を経ていくうちにだんだんと宗教イメージがなくなっていきました。
日本最初の銭湯は安土桃山時代!
日本最初の銭湯は1591年に登場します。
時代的には豊臣秀吉が日本最強になった頃。
そして徳川家康が豊臣秀吉に「関東に引っ越ししてくれない?」と言われ、引っ越して江戸に入居したばかりの頃。
江戸城内にあった銭瓶橋という橋の近くで伊勢与一が蒸し風呂スタイルのお風呂屋を開いたのが銭湯の始まりでした。
安くてさっぱりできることから銭湯が大繁盛し江戸時代を通して広まっていきました。
時代の表現方法が暗すぎる…
登場したはいいものの、家で浸かるのは水や薪といった経済的厳しさや家が燃えやすいという危険性からも銭湯を利用する人がほとんどでした。
途中で下半身はお湯に浸かり上半身は蒸気を浴びる戸棚風呂という風呂が登場します。
戸棚によって湯気が出ていくのを防いでいたことから戸棚風呂と言われていました。
戸棚を閉めないやつが増えたり開閉激しくて湯気がすぐに出ていくので、戸をくぐらせるタイプに変わりました。
もちろん前回も言った通り、水が貴重で薪も高価だったので男女混浴の銭湯が江戸時代まで続きます。
木造だった洗い場や浴槽が時代とともに変わっていき今のような風呂になったのは昭和以降でした。
お風呂の歴史が湯船よりだいぶ深くて熱かった!
お風呂の歴史を調べていたら予想以上に深くて、しかも熱くてびっくりです。
日本人が昔から綺麗好きだったからこそ廃れることなく広まっていったのかもしれませんね。
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