江戸時代のお風呂事情を調べていて僕が驚いたことベスト3!
どうもしょう(@shos_history)です。
珍しく挨拶がシンプルやな。
風呂ネタがここまで続くとは思わなくて…なんも思いつかなかった…
全部で3回も記事を書いてきて、その分色々調べたんですけど…
驚くことがいっぱいだった!
まさにこれなんですよね。
ペリーも驚いたかもしれませんが、僕も驚きました。
それくらい今じゃ考えられないことや今と違うことがあったのです。
今回は僕が調べてて驚いた江戸時代のお風呂事情をベスト3を紹介します!
江戸時代のお風呂事情で僕が驚いたこと第3位!「休憩スペース」
銭湯とか温泉とかいくと休憩スペースがありますよね?
世間話をしたり、ゆっくり座ってくつろいだり、囲碁や将棋をしたりするようなスペースです。
これって実は江戸時代の銭湯の名残なんです。
江戸時代は銭湯に庶民から武士まで身分関係なく訪れていました。
武士は常に刀を持っていますよね?
刀なんて風呂に持ち込まれたら危ないし錆びるし、そもそも邪魔ですよね?
その武士の刀を預かるスペースが銭湯の2階に設けられていました。
でも頭がいい商売上手の人が考えたんです。
「せっかくのスペースで金儲けできるぞ?」
そして刀を預かるスペースだけではなく、人がくつろげるような休憩スペースにしました。
休憩スペースは利用するのにお金がかかりますが、囲碁や将棋をうってくつろげたり、情報交換ができるのでコミュニケーションの場になったのです。
もちろん、食べ物も販売していたみたいです。
今も結構2階に休憩スペースがあることが多いし、それも名残なのかも!
風呂と江戸時代がだいぶ繋がってるな!
江戸時代のお風呂事情で僕が驚いたこと第2位!「石鹸」
今やボディーソープやシャンプーやもちろん石鹸まで、身体を洗うアイテムはしっかりありますよね?
シャンプーはもちろんないので代わりにうどん粉でした。
うどん粉ってさらっと言うな…
石鹸は高級品なので手に入らなかったのです。
じゃあ何を使ってたのか。
実は「米ぬか」を石鹸代わりに使っていたのです!
米ぬかって米を食べられるように周りの茶色い部分を取り除いた時に出る茶色いやつです。
私たちの身近なぬかといえばお新香に使われるぬかくらいですよね。
まさにあの茶色いやつです!
ぬかが石鹸代わりになるの?
意外と汚れ落とせるし、肌をしっとりさせたらしい…
今でも米ぬか石鹸なんてものがあるくらいなので実際に効果があるんでしょう。
江戸時代のお風呂事情で僕が驚いたこと第1位!「銭湯の構造」
2位も3位もすでに驚きですが、一番驚いたものがありました。
これは江戸時代の銭湯の絵の一つです。
一番左が銭湯の受付、隣がロッカーのようなものです。
さらに右は洗い場です。
気付きましたか?
全部入り口から丸見えなんです!
これはビックリ仰天ニュースです。
昔は部屋の構造を見せるために壁を全部取っ払ったように絵を描くことがありますが、これもそうなのかもしれません。
ただ、明らかにロッカーの方でも身体を洗っているので本当に全部丸見えの構造なのかもしれません。
混浴も普通の時代ですし、江戸時代の人はこういうオープンスタイルなのかもしれませんね。
冬場絶対寒いでしょ…
江戸時代のお風呂事情は誰でも驚く!
ペリーが驚いた混浴も確かに驚きますが、他のお風呂事情も驚きます。
今と180度違いますから。
江戸時代が終わってから150年しか経ってないのに世の中がほとんど変わっているところに時代の変化の早さを痛感しました。
このスピードだとあと150年後には「スマホ?何それ化石?」とか言われてそうですね。
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