ひな祭りの歴史は厄払いとおままごとから始まる!
こんにちは。一日中机の椅子に座ってる雛人形ことしょう(@shos_history)です。
最近は一日4kmくらいは運動として歩くようにしたので少しは進歩しました。
3月3日といえば「ひな祭り」ですよね。
行事あるところに歴史ありです!
ということでひな祭りの歴史をささっと紹介します。
ひな祭りの歴史は厄払いとおままごとから始まる!
ひな祭りの始まりは平安時代と言われています。
でた。平安時代!
平安時代は節分の記事や厄年の記事でも始まりとして登場しましたね。
平安時代の3月頃には中国からやってきた厄払いや邪気払いをして無病息災を願う行事が行われていました。
紙とかで作った人形(ひとがた)でゴシゴシと身体を撫でて、身体に付いてる厄を移して人形に肩代わりしてもらい、それを川に流すという流れです。
何でヒトガタって読むの?
知らん。
東北地方で盛んな睡魔を肩代わりしてもらう「眠り流し」という行事と同じ感じですね。
睡魔を肩代わりとか最強かよ…
その頃に行事とは別で貴族などの上級階級の女の子たちの間で紙で作った人形を使った「ひいな遊び」とかいうおままごと的な遊びが流行っていたそうです。
まぁ恐らく元祖おままごとでしょう。
上巳の節句、いわゆる桃の節句が3月3日となったのは室町時代。
そのころに立ち雛という雛人形が登場します。
立ち雛というくせに立てないです。
なので立てかけるための補助もセットです。
ひな祭りの歴史は江戸時代にさらに進化!
室町時代までは人形は厄を払うものでしたが、江戸時代になって女性のお祭りとなりました。
人形の作る技術も向上し、今まで川に流してたのも勿体無く思うようになったのか家に飾る習慣が定着していきます。
まさに現代ひな祭りの原点です。
そしてstand upしてた雛人形も江戸時代に座り出します。
sit downします!
さらにさらに人形の数を二段、三段と増やしたり、十二単(服いっぱい着るやつ。多分暑い。)着せたり、徐々に大きくなっていったりヒートアップしすぎたので、、、
江戸幕府は途中で人形の大きさを制限する法令が出たりもしました!
ひな祭りの歴史と文化は今も続く!
日本の歴史のなかで平安時代から続きながら進化してきたひな祭りと雛人形。
ひな祭りは元は厄払いで、しかもおままごと。
人形なんかstand upしてたのにsit downしました。
何百年も立ってたので流石に疲れたんでしょう。
江戸時代に5節句(七夕とかの)の1つとして祝日とされた桃の節句は明治時代に一旦廃止されます。
しかし、何百年も浸透していた文化は消せるわけもなかったのでしょう。
最終的に今現在も歴史と文化は続いているのです。
歴史も文化も決して消えることなく時代とともに柔軟に対応して続いていくということです!
来年は家でひな祭りをやろうと思います。
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