おかゆなれきし

歴史に少しでも興味を持ってもらったり、面白いと思ってもらえるように歴史を話すブログです。

【東海道五十三次を歩く!5日目】富士山が見える奇跡の物語

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こんにちは。日々足が痛いしょう(@shos_history)です。

 

3月18日からついにスタートした東海道の旅略して一人参勤交代。

 

 

~これは現代文明(飛行機や新幹線など)があるにもかかわらず、それらを使わず東海道五十三次を自分の足で歩くというよくわからない企画の記録である~

 

今回は5日目静岡県の三島からのスタートです。

 

前回の4日目の戦いを読んでいない方はこちらをチェックです!

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東海道五十三次を歩く!「三嶋大社はすごいんだぞ」

 

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今日は三島市のここからスタートです(白目)

 

石畳リターンズ!

 

石畳(石の道)は見たくないと思ってたし、見ることもないだろうと思ってたんですけど、まさか朝から拝めるとは思いませんでした。

 

ただ、箱根で貯めた経験値のおかげで余裕で抜け出せました。

 

ここの石畳も箱根同様に江戸時代初期までは竹が敷いていたのですが、人も馬も滑ってしまうほどの急な坂道なので石を敷きつめたそうです。

 

それがなんと1680年で、箱根の道を竹から石に変えた年と偶然にも同じだったのです。

 

 

つまり1680年にいたるところの道を竹から石に変えたということでしょう。

 

 

 

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そして僕でも聞いたことがある神社「三嶋大社」を横切ったので、せっかくなので観光してきました。

 

※三嶋大社とは…

伊豆玄関口である静岡県の三島市にある神社。

 

源頼朝が源氏復活を祈願した場所としても有名。

 

商業、工業、漁業にご利益があるらしい。

 

 

 

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まだ満開じゃありませんでしたが、ちょっとした花見ができました。

 

しっかりお祈りをして、いざ進みます。

 

【アクセス】

 

東海道五十三次を歩く!「ちょびっと観光しながらひたすら歩く」

 

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三島市にも時の鐘がありました。

 

時の鐘とは江戸時代の時計です。

 

日が明けた時と日が沈む時にこの鐘がなって知らせてくれていました。

 

 

 

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こちらは千貫樋せんがんどいといい、戦国時代に今川氏と武田氏と北条氏が仲直りした際に北条氏が今川氏に送水するために築いたものです。

 

送水システムを作るのに千貫というお金がかかったそうです。

 

※今川氏と武田氏と北条氏は戦国時代ではトップレベルの強さの家たちです。

写真は千貫樋を捉えられてるかわかりません。標識があったので多分あってます。

 

当時は水が貴重だったので水自体が贈答品レベルだったんですね。

 

 

 

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一里塚(昔の休憩スポット&旅の目印)もありました。

 

両方残っていて片方の一里塚(写真のやつ)は当時の姿のまま今に残っているそうです。

 

 

 

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東京では滅亡しているデイリーがあって懐かしさも感じました。

 

 

お昼頃には沼津市に入りました。

 

 

 

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玉砥石という古墳時代(聖徳太子とか古墳とか出てくる時代)の流行アイテム「勾玉」を磨く石がありました。

 

 

 

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写真をよく見ると溝のような線がありますね。

 

この溝を使って勾玉を磨いていたそうです!

 

そういえばご飯なに食べてるか話してないですね。

 

 

 

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栄養バランス考えて食べてます。(もちろんお肉もおにぎりも食べてます)

 

写真から醸し出す女子力…

 

 

 

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すごくどうでもいいんですが、旧東海道の案内がファミマっぽい色してました。

 

すごくどうでもいい…

 

東海道五十三次を歩く!「富士山どこだ!」

 

原宿に着きました。

 

原宿という名前を聞いた瞬間に東京を思い浮かべて「なに帰ってんだ!」と思った方。

 

 

静岡にも原宿はあります!

 

 

もちろん神奈川にも原宿はありましたね。

 

「原」がつけば昔そこは原っぱだったということです。

 

 

 

f:id:shoooy:20190411025321j:plain出典:wikipedia

 

ここ原宿は東海道五十三次にもあるように富士山が見える地域の1つなのですが、

 

 

 

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原宿に入った時遠くの富士山あたりが曇ってました。

 

しかも時間的にも16時すぎなのでそろそろ暗くなりだす時間です。

 

 

 

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せっかくなら見てみたいと、東海道五十三次と同じような場所まで足を引きづりながら歩き続けました。

 

家もあるので、天気とちょうどいい場所の両方がタイミングよく一致しないと見えないほどの難易度です。

 

17時ごろに東海道五十三次に似た場所に着いて富士山の方をみても全然見えなかったです。

 

仕方なく「ここから富士山が見える時は見えます!」というオチをつけようと写真を撮ろうとカメラをのぞいたら…

 

 

 

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富士山が見えてたんですよ!完全ではないですが。

 

 

 

偶然と必然は表裏一体と自分でいつも言ってますが、これはさすがに偶然すぎました。

 

嬉しさのあまり、痛い足を忘れて笑顔がこぼれました。

 

東海道五十三次を歩く!「富士山が見える奇跡の物語」

 

もしかしたら富士山はまだ見えるかもしれないと諦めずに頑張って歩いた甲斐がありました。

 

 

 

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途中で余白の多い標識に「絶対半分節約できる…」と突っ込んだり

 

 

 

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「字の癖が強い」と突っ込んだり、だいぶハイテンションでした。

 

 

 

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そんなこんなで今日は吉原まできて、23km歩きました。

 

東京の吉原ではありませんよ!

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【6日目の記事】

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