由比の名物「桜えび」を歴史風に食レポしてみた!
こんにちは。参勤系男子のしょう(@shos_history)です。
参勤系男子ってなに?と思った方はこちらをチェックです。
要するに日本橋から京都まで旧東海道を歩いて行くよ!って男子のことを参勤系男子と言います。
そんな男子滅多にいない…
歩いていたら静岡県の由比という場所を通りました。
由比といえば桜えびで有名な所ですよね。
今回はそんな由比の桜えびを簡単に食レポしながら紹介します。
もちろん、歴史もパセリのように添えていきますよ!
由比の名物「桜えび」の歴史は偶然から始まる!
まずは由比がなぜ桜えびで有名なのか、
基本から、
いや歴史から!
掘り下げてみましょう!
江戸時代の頃には桜えびの存在は漁業の人たちには知られていたそうです。
時は1894年の明治時代。
由比の2人の漁師がいつも通り魚を取ろうとして、網を投げていました。
しかしいつの間にか深く網が潜ってしまい、引き上げたら桜えびが大量にかかっていたのでした。
これ以降桜えび漁が盛んになっていきました。
桜えびの歴史はまさに偶然の始まりだったのです!
桜えび漁は桜えびの保護のために日本で駿河湾でのみ行われ、捕獲も年2回に制限しています。
もちろん由比も駿河湾に面してます。
静岡県の公式サイトによると、桜えびが取れるのは世界で駿河湾と台湾で、生で桜えびが食べられるのは静岡が世界で唯一のようです。
そんな感じで桜えびの歴史と魅力を知ったところで早速食べて食レポしてみます。
由比の名物「桜えび」を歴史風に食レポしてみた!
今回訪れたのは「ごはん屋さくら」というお店。
普通はここでお店の全体写真を載せるのものですが、なぜか撮り忘れているということは内緒です。
場所は由比駅のすぐ近く!
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と思いきや、旧東海道沿いに東京方面からきた人は残念ながらすぐ着きません。
線路に踏切がないんです!
その現実を知った時にスクショした画像がこちらです!
見ての通り、だいぶ歩いてUターンしないと行けない場所にあります。
近いようで遠いです。
目の前に宝物が見えるのに、断崖絶壁みたいな感覚です。
仕方なく歩いて線路を横切れる場所まで向かいます。
ただ、冷静に考えてください。
歩いて由比に来るやつなんて普通いないです!
普通は車や電車に乗ってきます。
とは言ったものの…
電車の人は残念ながら僕と同じ遠回りルートです。
ただ車で来た人はラッキーです。
お店が国道1号線沿いなので普通にたどり着きます。
余談ですが遠回りに歩いているとおばちゃんに遭遇して、なぜかみかんを貰いました。
到着して待つこと数分。
念願の桜えびを食べます。
今回注文したのはこのお店の人気メニュー「桜えび定食」!
写真の上から、しらす、桜えびのかき揚げ、桜えび、桜えびのお吸い物、桜えびの佃煮にご飯とお新香です。
桜えびが集合してお盆の上がまさに関ヶ原の戦いです。
※関ヶ原の戦いとは…
1600年に岐阜県の関ヶ原で行われた
両軍合わせて16万以上もの兵士が集まる大規模な戦いであった。
最終的にもともと石田チームだった
この戦いによって徳川家康は天下にほぼ王手となった。
どれも美味しいのですが、特筆すべき桜えび料理は桜えびのかき揚げです。
この写真を見てください!
めっちゃ分厚くないですか?
普通のかき揚げの4倍くらいの厚さはあります。
なん億年分の歴史がつまった地層みたいに分厚かったです。
サクサクです。
めっちゃサクサクです。
脂っこいかなと思ったんですが、普通に食べやすいです。
ただとても厚いので1つ食べれば満腹になります。
味に変化をつけたい方はこちらの「桜えび髭塩」を使いましょう。
名前の通り、桜えびの髭を細くして塩と混ぜたものだと思われます。
普通の塩のような強さはない一方で、さっぱりほのかな塩加減なので飽きないです。
そしてそして。
こちらのお店。
ご飯のおかわり自由です!
僕も2杯はいただきました!
最後に優しく話しかけてくれたお兄さんとパシャり!
由比に行ったらぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。
分厚い桜えびのかき揚げを含めた桜えび軍団が待ってますよ!
【アクセス】
徒歩、電車の方は遠回りするため注意が必要です。
車の方は国道1号線沿いにあるので問題なく着きます。
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