おかゆなれきし

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【東海道五十三次を歩く!14日目】人違いもあるけど、城違いもあります。

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こんにちは。参勤系男子のしょう(@shos_history)です。

 

3月18日からついにスタートした東海道五十三次の旅略して一人参勤交代。

 

 

~これは現代文明(飛行機や新幹線など)があるにもかかわらず、それらを使わず東海道五十三次を自分の足で歩くというよくわからない企画の記録である~

 

今回は14日目三重県の四日市市からのスタートです。

 

前回の13日目の記事を読んでいない方はこちらをチェックです! 

www.sho0310.com

 

東海道五十三次を歩く!「鈴鹿峠と言っても鈴鹿にあるとは限りません」

 

f:id:shoooy:20190511005119j:plain今日14日目の記事は鈴鹿市に到達したところからスタートです!

 

鈴鹿と聞けば東海道の最後の難所「鈴鹿峠」ですね。

 

僕はこの時まで鈴鹿峠を「すずしかとうげ」と読んでいたんですが、実際は「すずかとうげ」と言うことをあとで知ることになります。

 

しかも鈴鹿市とみるからに「鈴鹿峠やってきますよ!」の雰囲気醸し出してるのに、鈴鹿峠ないんです。

 

鈴鹿峠はさらに先の亀山市あたりなんです。

 

不思議な感じですね。

 

まさに見た目だけで判断してはいけないってやつですね。

 

と色々と思いながら歩いていると、

 

 

 

f:id:shoooy:20190511005316j:plain綺麗な風景や

 

 

 

f:id:shoooy:20190511005335j:plainほぼさら地がありました。

 

ただただ風景を満喫してます。

 

 

 

f:id:shoooy:20190511010316j:plain途中で小さな地下道がありました。

 

奥の出口が光で満ちている雰囲気が良かったので一枚撮ってしまいました。

 

ここまで歴史要素ゼロ…

 

歩いてる道が歴史そのものなんだよ!(暴論)

 

 

 

f:id:shoooy:20190511010507j:plainたまに通る歩道橋のこの真ん中の自転車用の道が足を絶賛痛めている僕の負担を軽減できて嬉しいです。

 

このままだとこのパートが歴史ゼロで終わるので、ここで一枚。

 

 

 

f:id:shoooy:20190511010532j:plainこちらは石薬師寺です。

 

 

 

f:id:shoooy:20190510165004j:plain出典:Wikipedia

 

東海道五十三次にも描かれているお寺です!

 

僕が撮ったのはおそらく絵の真ん中にいる人たちのところからの写真ですね。

 

なぜか同じ角度から撮ってませんでした。(多分建物が多かったからだと思います。)

 

東海道五十三次を歩く!「人違いならぬ城違い」

 

f:id:shoooy:20190511010717j:plainついにやってきたのは亀山宿です!

 

 

 

f:id:shoooy:20190511010743j:plain時間は16時前ですが、良い天気です。

 

この亀山宿にはお城がある(今は櫓とか一部)という情報を手に入れ、早速行きました。

 

 

 

f:id:shoooy:20190511010809j:plainそれがこの亀山城!

 

亀山城で僕はハッとしました!

 

 

亀山城といえば明智光秀が築城した有名なお城やん!と。

 

 

でもよく調べたら全然違う別の亀山城でした。

 

築城したのも関氏という僕の知らない家です。

 

江戸時代にはこの亀山城は京都に行く将軍たちの宿泊所の機能を有していました。

 

お城と言っても現存はしていなく、あるのは多聞櫓というお城の一部でした。

 

多聞櫓たもんやぐらとは…

城にある外の様子を見たり、防御のための施設を櫓という。

この櫓の基本機能に兵士の宿舎としての機能を加えたものが多聞櫓。

 

でも意外とこの多聞櫓がすごいんです!

 

・昔と変わらず同じ位置に現存している

・そもそも全国的にも貴重な歴史的建造物

 

ということで三重県の史跡に指定されてます。

 

人違いならぬ城違いをした瞬間でした。

 

今回の旅で初めてまともにお城を見れたのでそれだけで満足です!

 

【亀山城へのアクセス】

 

東海道五十三次を歩く!「長い道を抜けたらそこは江戸時代」

 

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亀山宿歩いていて綺麗な写真が撮れたのでどうぞ!

 

僕、結構こういう逆光系の写真好きなんですよね。わかる人いませんか?笑

 

 

 

f:id:shoooy:20190511011340j:plain宿場を抜けた後に待ち構えていたのはこの長い長いゴールの見えない道です。

 

これは大岡寺畷だいこうじなわてといい、東海道随一の長さを誇っていました。

 

なわてとは…

細いまっすぐな道のこと。

だいぶ長い。

鈴鹿峠から吹いてくる空っ風(冷たい強風)が手強く、旅人を悩ませたという。

 

まぁすぐに歩き切ったんですけどね。

 

端折ったな。だいぶ端折ったなー。

 

 

 

f:id:shoooy:20190511011944j:plainそしてとうとう今日のゴール三重県亀山市の関宿です!

 

奥には最後の難所「鈴鹿峠」らしきものが見えます。

 

この関宿は入り口から出口、端から端までほとんど昔の町並みが残っていることから国によって、、、

 

 

 

「重要伝統的建造物群保存地区」

 

 

 

に選ばれてます!

 

早口言葉か何かかな?

 

要するに昔ながらのこの町並みを大事に残していこうってやつです。

 

関宿は東海道の難所鈴鹿峠を隣に控えているので、ここで宿泊する人が多く、とても賑わっていました。

 

 

 

f:id:shoooy:20190511012259j:plain出典:Wikipedia

 

東海道五十三次にも宿泊していた大名の「これから行くぞ!」の雰囲気が描かれてます。

 

 

 

f:id:shoooy:20190511013025j:plain浮世絵と同じ場所はこちらです!

 

描かれている本陣(宿泊所)は川北本陣と言われていますが、現在は石碑が建っているだけとなっています。

 

当時の姿が残っていないものもありますが、それでもこんなに昔の町並みが残っているところが日本にまだあったなんて思いもしませんでした。

 

ただただ感動ですね。

 

ここだけ本当に江戸時代のように見えました。

 

 

 

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ということで今日はここ「旅人宿 石垣屋」で宿泊です!

 

歩き始めて初めてまともな寝床で、しかも宿場の中で宿泊できるなんて最高の二文字です。

 

石垣屋について気になった方はこちらをチェックです!

www.sho0310.com

 

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今日は鈴鹿峠を控えているためあまり歩きませんでした。

 

約25km歩き、亀山市まできました。

 

明日は東海道の最後の難所鈴鹿峠です!

 

【関宿へのアクセス】

 

【15日目の記事】

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