おかゆなれきし

歴史に少しでも興味を持ってもらったり、面白いと思ってもらえるように歴史を話すブログです。

東海道五十三次を歩く企画をして思ったこと、気付いたこと、感じたこと、

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こんにちは。参勤系男子のしょう(@shos_history)です。

 

 

 

f:id:shoooy:20190519190246j:plain3月18日からついにスタートした東海道五十三次の旅略して一人参勤交代。

 

 

 

f:id:shoooy:20190519190656j:plain17日後の4月3日にゴールの京都三条大橋に到着しました。

 

この約520kmの道のりを歩きながら多くのものを見て、いろんなことを考えました。

 

今回は僕が東海道五十三次を歩いて特に思ったこと、特に気付いたこと、特に感じたことを話していこうと思います。

 

要するに僕が一番言いたいことを言います。

 

【東海道五十三次を歩くシリーズ】はこちらの記事にまとめているのでじっくり読んでみてください!

 

 

東海道五十三次を歩く企画をして思ったこと「僕らは歩かなくなった!」

 

江戸時代まで自転車も車もなかったため、基本的には移動手段は徒歩でした。

 

 

つまりどこに行くにも歩いていたのです。

 

 

今はどうでしょうか。

 

移動する手段に自転車や車や電車など移動手段は豊富で便利な世の中になってます。

 

 

 

便利になって歩く必要が無くなり、僕らは歩かなくなったのです!

 

 

 

よく、コンクリートの上を歩いているから足が痛いと聞きませんか?

 

確かにコンクリートの上を歩くのは土の上に比べると負担が大きく足が痛くなるかもしれません。

 

 

しかし実際は歩かなくなったからそういう言葉が出るんです!


 

今の僕らにはシューズという素晴らしい歩くためのアイテムがあります。

 

江戸時代の人たちは今のようなシューズはなく、基本は草履でした。

 

足の露出の多く、しかも足の負担を軽減するクッションのようなものもない草履で地面を歩いていたのです。

 

草履を履いて土の地面を歩いていた江戸時代。

 

シューズを履いてコンクリートの上を歩いている現代。

 

歩く環境は総合的に見ると同じレベルなのかもしれませんね。

 

歴史を知っていると、歩くと痛いとか疲れるは言い訳でしかないことを知ります。 

 

運動しなさすぎ歩かなすぎの僕は17日間かけて東京から京都まで歩いたんですが、足がめちゃくちゃ痛かったです。

 

江戸時代の人たちも参勤交代や旅で僕と同じくらいかそれ以上の距離を歩いているはずですよね。

 

なのに、足が痛いという話は全く聞いたことありません。

 

常に歩いているので慣れていたのかもしれませんし、

 

 

もしかしたら、しっかりかっこよく行列で歩いている侍の中に

 

 

 

「足めちゃくちゃ痛んだけど…」

 

 

 

なんて心の中で思いながら我慢して歩いている人がいたのかもしれませんね。

 

 

最近、歩いた記憶がほとんどない方!

 

たまには初心に戻って歩いてみましょう!

 

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東海道五十三次を歩く企画をして気付いたこと「やっぱり継続は力なり!」

 

17日間歩いた中で、一番辛かったのは前半くらいでした。

 

初日は体力満タンの元気状態だったので、すごい歩くことができて1km14分ペースで37kmほど歩けました。

 

2日目は30kmに落ち着き、ペースは1km20分とかなり落ちました。

 

3日目は20kmにさらに落ち、ペースは2日目の同じ20分でした。

 

かなり遅くなってますよね。

 

この後も距離が20km代が多く、あまり遠くまで歩けてませんでした。

 

でも後半になると、38km歩いてるのにペースは13分だったり、35km歩いて15分ペースだったり圧倒的に距離もペースも伸びました。

 

 

継続して歩いているうちに足が慣れたんです!

 

 

毎日足が痛いのはデフォルトでしたが、距離とペースは上がっていったのです。

 

これがまさに継続は力なりってやつです。

 

17日間という短い間に継続がすごい力を生み出すことを身を以て体感しました。

 

この歩く旅を経験して、ブログも動画も今は結果が出てないけど、いつか出ると確信して継続していこうと改めて思いましたね。

 

みんなも何か成功させたいこと、結果を出したいことがあればとりあえず継続して頑張ってみましょう!

 

誰でもできて最強の方法こそ

 

 

継続です!

 

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東海道五十三次を歩く企画をして感じたこと「道には歴史が生きている!」

 

17日間約520kmに及ぶ距離を歩いている間に色んな歴史を見てきました。

 

時には城や建物、時には石や木など多くの見える歴史がありました。
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でも見える歴史が全てではありません。

 

実際には見えないけど確かにそこにはある「見えない歴史」もたくさんありました。

 

 

 

f:id:shoooy:20190520013510j:plainそれが「道」です!

 

 

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f:id:shoooy:20190501025928j:plain曲がりくねった道を歩いたならそこは城を守るための道だったということ。

 

 

 

f:id:shoooy:20190520013640j:plain石で敷き詰められた道を歩いたならそこは江戸時代の人たちが歩きやすいようにするための道だったということ。

 

今の東海道など主要道路から外れた道で変な形になっている道があったら、それはきっと昔の東海道かもしれません。

 

 

何の変哲もないただの道にもそこには歴史があるのです!

 

 

 

f:id:shoooy:20190520014139j:plainもちろんその道で起きていた歴史を知らなくては気づくことはできませんけどね。

 

写真は幕末の生麦事件の舞台となった道です。歴史を知らないとどう見てもただの道ですよね。

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逆に言えば、その道の歴史を知っていれば、その道を歩いただけで歴史が見えてきますよ。

 

だって、

 

 

 

道には歴史が生きているんですから!

 

 

 

大昔から今まで、数えきれない数の人たちがその道を歩いていたんです。

 

その歩いた分だけ歴史があり、その歴史は時代の数だけ生きています!

 

みんなの住んでいる周りの道にももしかしたら面白い歴史があるかもしれませんよ!

 

 

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