江戸時代にあった「パンツをレンタルできるお店」とは?
こんにちは!夏は基本的に家ではパンツ一丁で生活しているしょう(@shos_history)です。
母親からは洗濯物が減ってエコだと言われています。
エコとは…
もしもパンツが見当たらなかった時、みなさんならどうします?
パンツパンツ〜♪
ん???
ない!
どこにもパンツがない!
じゃあ、レンタルしよう!
とはなりませんよね?
パジャマで撮るな。もろオフな感じ出すな!
多分パンツなかったらスーパーとかで買いますよね?
でも実は江戸時代はレンタルするのが普通だったんです!
パンツを…レンタル…?
ということで今回は江戸時代のふんどし、いわゆるパンツ事情について話します。
ふんどしをレンタルできるお店「損料屋 」!
江戸時代はリサイクル社会と言われるくらいに物を大切にしたり、使いまわしていました。
それくらいモノが貴重だったということです!
そんなリサイクル社会の中で、日用品の貸し出しをしていたレンタルショップがありました。
それが損料屋です!
当時の家って、大名とかお偉いさんクラスとか金持ちじゃなければ、長屋っていうめっちゃ狭い家に住むのが普通でした。
狭いから物なんて置けないんです!
もちろん、スペースの問題だけではなく江戸はすぐ燃えるからという理由もあるかもしれませんね。
「物が置けないけど、使うときもある!」
損料屋はそんな需要に応えたお店だったのです。
そんなレンタル日用品の中にふんどし、いわゆるパンツがありました!
江戸時代の人たちがパンツをレンタルする理由とは?
現代でパンツがレンタルできたとしても、レンタルしないですよね?
だって誰かが履いたパンツですもん!
買うのだって、今ならスーパーとかユニクロとかで1000円あれば3セットくらいは買えます。
でも実は、、、
江戸時代は高価だったんです!
ふんどし一枚で5000円くらいしたと言われています。
どんな素材使ったらパンツ一枚でそんな値段になるんだ…
正確にはふんどしが高いのはもちろん、ふんどしの元の布も高かったんです。
当時は自分の手で作っていたし、何より自動でやってくれるような機械もないので大量生産もできない。
だから高いのです。
納得…!
一枚5000円もするパンツ。あなたなら買いますか?
買わないですよね。
僕も間違いなく買いません。
だからレンタルするんですが、レンタルするのももちろんお金かかります。
レンタルするのに1000円くらいはしたそうで、5回以上借りるなら買ったほうがマシなレベルです。
それでも借りていたんです!
江戸時代の人たちって基本的にどこで洗濯するか知ってます?
外にある井戸です!
しかも共用です。
昔は水も貴重だったので、一家に一台の蛇口のようなものはありません。
井戸といえば井戸端会議という言葉があるように、昔は公共の水場に集まった女性同士で世間話をしていたんです。
だから井戸端会議なのか…
そんなところでプライドの高い侍が自分のパンツ洗えます?
さすがに無理鴎外だわ…
この井戸で洗濯したくないという心理的要因もパンツをレンタルしていた理由の1つかもしれませんね。
とは言ってもパンツを常にレンタルしていたわけではなく、ここぞという時にレンタルしていたようです。
それってつまり…?
基本は男女共にみんなノーパn…
え…えええええええ!?
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