【歴史に隠された秘密】日本で普通に乳製品やチーズを食べるようになったのは最近!
こんにちは。チーズ好きのしょう(@shos_history)です。
食べようとしている物の味の中に「◯◯チーズ味」とか書いてあった時には即刻買います。
ということで最近、ファミリーマート限定で発売していたチーズケーキを買ってきました。
どうやら、新しい地図という元SMAPメンバー(草彅剛、香取慎吾、稲垣吾郎)の新ユニット?のイベントで配布されたチーズケーキのようです。
めちゃくちゃ買ってる人が多いんですが、「どうせSMAP効果だろ」と思いながら実食。
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うま!!
マジで美味かったです。
こんな普通にチーズが食べれるのってすごいことなんですよ!
ということで今回はなんですごいのかをチーズの歴史から話していきます。
チーズを頬張りながら見てみてください!
乳製品のチーズは人類が作ったもっとも古い食品!
チーズといえばピザやパスタやドリアやたこ焼きや色んな料理に使われている最強の食品です。
なぜ最強か。
チーズがあればなんでも美味しいからです!
チーズ◯◯はパクチー以外ならだいたい当たりです。
そんな最強の食品「チーズ」の誕生は正確にはわかっていません。
ですが、紀元前3000〜4000年前の遺跡や出土品にチーズ作りの痕跡が多くあることから、その頃には普通にチーズが作られていたことになります。
ちなみに2018年には3300年まえの世界最古級のチーズがエジプトの墓から出土しています。
正確にはわからないチーズ誕生の歴史ですが、古いのは確かであることから、「人類の作った最も古い食品」と言われています。
チーズを食べるには牧畜文化が必要!
さて、チーズを作る大前提といえばなんだと思いますか?
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正解は「家畜の存在」です。
チーズの元になる乳を出してくれる動物と牧畜の文化があって初めてチーズが作られます。
牧畜といえば動物の群れを従えて野原を駆け回ってるモンゴルをイメージしてもらえば大丈夫です。
牧畜文化があるところは乳を食料としています。
肉食べればいいじゃん!と思う方。
肉をメインで食べちゃったら家畜が全滅して生活できないです。
牧畜文化の人たちは家畜を色んな用途(毛皮は服、乳や肉を食料、ふんは肥料とか)に使い分けて生きています。
もちろん肉も食べますが、乳よりは比重は小さいです。
もう気付きましたね?
日本には動物を従える文化来てないですよね?
日本には稲を作る文化「稲作文化」がやってきていました。
お米作りで田んぼを踏んでもらったりするのに動物を利用していただけだったのです。
牧畜とは違って動物を中心に生活しているわけではなかったので、チーズどころか乳製品に触れる機会がなかったのです。
やっとやってきた乳製品の牛乳は7世紀の中頃のいわゆる飛鳥時代(聖徳太子とかの時代)でした。
朝鮮半島からやってきた人が天皇に牛乳を献じたという記録が日本で最初の乳利用の記録として残っています。
日本で乳製品を食べていたのは一部の人間!
乳製品が日本にやってきたものの、高価なため貴族階級の人が食べていました。
乳製品の食べ方はヨーグルトか何か飲料としての
チーズ系なのに不味そうに見える不思議…
ただ製造方法が不明であり、実際にどういうものだったのか、どうやって作るのかは謎に包まれています。
江戸時代には江戸幕府の8代将軍の徳川吉宗が乳製品のすごさをどこかで知ります。
そしてオランダ人との通商で乳牛を3頭輸入して、
日本で普通に乳製品やチーズを食べるようになったのは最近!
1875年に北海道で試作されたのがチーズの歴史が動き出す瞬間でした。
ただ、一般の人の日常の食べ物としては浸透せず、浸透するようになったのは1975年頃からでした。
なぜ浸透し出したのか。
それはこの頃にピザが普及したからでした!
まだチーズとか乳製品を食べるようになって30年くらいしか経ってないなんて意外ですね。
この時代に生まれていて良かった!
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