歴史好きが超絶分かりやすく教える!鎖国とかいって引きこもる日本!
どうも、我が家でペリーをしている現代の信長ことしょう(@shos_history)です。
ペリーと信長二人いてわかりづらい…
これから少しずつ幕末編に入っていきます!
幕末といえばみんな大好き「高杉晋作」や「土方歳三」や「西郷隆盛」など色んな人が登場する戦国時代に匹敵する大人気の時代です!
幕末を語る前に話さないといけないのが
鎖国です!
鎖国とはそもそもなんなのかについて今回は自己流に噛み砕いて話します!
日本は鎖国 して引きこもってた!
江戸幕府は「日本という家には認めた人しか呼ばないよ!」と言っていました。
しかも認めた人もどこでも交流できるわけではなく、日本が指定した窓口で交流しましょうというものでした。
認められた人はオランダさん、中国さん、朝鮮さん、琉球(沖縄)さん、アイヌ(北海道)さんでした。
彼らに共通するのは
「キリスト教」を持ってこないということ!
当時の日本はキリスト教を持ってきて布教されると幕府の思い通りの支配ができなくなってしまう恐れがあるのでキリスト教は禁止でした。
オランダもキリスト教持ってきそうじゃない?
確かにその通りです。
でもオランダは幕府に「キリスト教なんて持ってこないよ!貿易したいだけ!」と温かい眼差しを送ることで交流できたのでした。
こうして日本は認めた人以外とは交流せずに家の中に引きこもりました。
いわゆる鎖国の完成です。
実際には鎖国と言っておきながらこのようにオランダとか中国とか少しは交流しています。
しかも鎖国という言葉自体は江戸時代の後半(1801年とか)に生まれた言葉だったのです。
【チェックポイント!】
✅江戸幕府は認めた人しか呼ばない引きこもり!
✅認められた人も指定の窓口へ!
✅幕府に認められた人は、オランダさん、中国さん、朝鮮さん、琉球さん、アイヌさん!
✅キリスト教持ってこない人が幕府に認められた!
✅オランダは温かい目で交流を許可された!
✅鎖国と言いながらだいぶ交流してる!
✅鎖国という言葉は江戸時代の後半に生まれた言葉!
鎖国して引きこもっている間の日本と海外事情!
こうして鎖国とかいって引きこもり状態が続いた日本では外国文化をほとんど受けない独自の文化が浸透していました。
家から出ないということは家でできることを探すしかなくて、その結果独自の文化が発展するのです。
そりゃあ家から出ないからね…
天ぷらとかうなぎの蒲焼きとか食べ物系がその一例ですね!
と・こ・ろが!
扉を閉めて家に引きこもっていた間、外の世界では独立戦争やら産業革命やらでヨーロッパやアメリカがめちゃくちゃレベルアップしていたのです。
10年ぶりに家を出てみたらなんかスマホが普及してる現象と同じです。
それもはや日暮だろ…
※こち亀ネタなので知らない方はスルーでお願いします。
鎖国によって日本は世界と隔離されたので独自の文化は発達したけど、代わりに近代化が遅れたのでした。
しかし江戸幕府はそのレベルアップの話をおそらく知っていたと思われます。
それはオランダ
オランダ風説書は海外情報がまとめられた新聞で、日本に来るたびにその新聞を提出するように幕府は要求していたのでした。
引きこもってても読売新聞は受け取ってたパターンです。
鎖国していた幕府にとっては貴重な情報源になっていました。
日本の横でアヘン戦争という中国vs外国の戦いがあったという話やペリーが来航するよ!という予告情報も幕府はこの新聞で知ってたのです!
【チェックポイント!】
✅引きこもっていたため日本独自の文化が発達!
✅引きこもっていたため産業革命とかでレベルアップした海外に遅れをとる!
✅幕府は海外情報がわかる新聞をオランダから貰っていた!
✅ペリーが来航するのも知っていた!
鎖国といいつつ鎖国してない日本!
鎖国とかいいつつも特定の人と交流していたり、情報欲しさに新聞をとる日本は鎖国といいつつ鎖国してませんでした。
「引きこもりらしさ」はありますが、「鎖」ではないですね。
この鎖国は日本独自の文化を発展させた一方、近代化というレベルアップに遅れたというメリットもデメリットもありました。
もし鎖国しなければ間違いなく歴史は大きく変わっていますし、天ぷらやうなぎの蒲焼や寿司といった今は馴染みのものもなかったかもしれませんよ!
そして日本人が真面目になった理由もこの鎖国が原因だったかもしれませんという話もしているのでぜひこちらの記事もチェックです!
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