鬼退治にもっとも最適なのは豆?それともきびだんご?
こんにちは。しょう(@shos_history)です。
節分が終わって随分経つのですが、これだけは決定しておかないといけないことがありました!
結局鬼退治に最適なのは豆なの?それともきびだんごなの?
です。
節分で鬼を払うために使う「豆」。
知らない人はいないんじゃないかというくらい有名な昔話に出てくる『桃太郎』で鬼を倒すために色んな場面で使う「きびだんご」。
どちらも鬼退治に使うんですが、結局どっちの方が良いのか気になったので、今回は鬼退治にもっとも最適なのはどっちか比べて考えてみました。
節分で鬼退治に使う「豆」のいいところ!
節分といえば毎年春の始まりを告げる「立春」の前日の日で古来より続く行事です。
節分の日には各地の神社やお寺で豆まきイベントが行われますよね?
節分について由来とか色々気になった方はこちらの記事をチェックです!
豆には鬼の目に当てて鬼を追い払えたという伝説がありました。
「鬼は外、福は内」という掛け声からもわかる通り、倒せるかどうかはともかく、鬼を追い払う力はあるのです!
鬼を退治できるし、邪気を払う力がある豆ですが、実は節分に投げる「豆」は大豆を炒った炒り豆でもあります。
大豆というワードでピンと来た方はすごいです!
語彙力…
この大豆は昔から今までずっと僕らの生活を支えている「味噌」や「醤油」や「豆腐」など色んな食べ物の原料なのです。
つまり大豆は加工方法が多様な器用な食べ物なのです!
【チェックポイント!】
✅邪気を追い払う力がある(らしい)!
✅鬼の目に当てれば鬼を退治できる!
✅味噌や醤油など色んな食べ物に加工できる!
桃太郎が鬼退治に使う「きびだんご」のいいところ!
知らない人はいないほど有名な昔話『桃太郎』。
桃太郎はある日、自分の村を困らせている鬼を退治するために出かけます。
そんな出発の時におばあちゃんとおじいちゃんがお手製のきびだんごを持たせてくれます。
そのきびだんごを道の先々で度々出会う動物たちに渡して仲間になってもらい、集めた仲間で鬼を退治しに行くのです。
動物を仲間にできるし、従えさせることができるきびだんごは半端ないです。
しかも桃太郎の内容は色々あり、ある『桃太郎』では鬼に苦戦してた桃太郎がきびだんごを食べてパワーアップして鬼を倒す話もあります。
食べることで力を上げることができる一種のドーピングアイテムでした。
【チェックポイント!】
✅動物を仲間にできる!
✅動物を従えさせることができる!
✅食べるとパワーアップして鬼を倒せる!
豆で鬼退治をシミュレーションしてみると…!
豆で鬼を退治する方法はただ1つ。
鬼の目に当てることです。
目に当てるには数が必要ですが、何より正確性が求められます。
そのため弓道経験者やダーツなど的に当てるのが上手いやつに豆を託します。
し・か・し!
どんなに的に当てるのが上手いといっても投げるのは「豆」であって、弓でもダーツでもありません。
当てるのにコツがいるはずなので、慣れるまで鬼との戦いを長引かせる必要があります。
そこで使えるのが必殺技「豆の加工」です。
豆腐職人や味噌や醤油を作れる職人さえいれば加工食品が作れます。
豆腐や醤油や味噌でさらに冷ややっこや味噌汁を作れば長期戦に備えることができます。
このシナリオでいけば、鬼を倒せるのは時間の問題ですが、食べ物を作るのに時間がかかるし、そもそも鬼がアニメのよう敵のように待ってくれるはずがありません。
さらにいうと職人やら的を当てられる上手い人など必要な人が多く人件費もバカになりません。
現実的に考えて豆は効率が悪いです。
今時の言葉で言うと「コスパが悪い」です。
きびだんごで鬼退治をシミュレーションしてみると…!
きびだんごは豆のように直接鬼を倒すことはできませんが、鬼を倒す補助になります。
きびだんご最大の利点は「動物を仲間にできる」ことです!
きびだんごをあげれば済むので、誰でもできます。
桃太郎は作中で犬やサルやキジ(鳥)を仲間にしていましたが、これは手ぬるいです。
僕が桃太郎ならまず四足歩行キャラなら犬ではなく象を仲間にします。
象は犬と比べると小回りはききませんが、デカイ体によるディフェンスとパワーがあります。
像って鬼ヶ島に行くための船に乗れるの?と思うかもしれませんが安心してください。
泳ぐことができる象もいるようなので泳いでもらいます!
次にワシと鷹を仲間にします。
飛行キャラでほぼ最強クラスであり、飛べない鬼に対して空から攻めるのは理にかなっています。
陸からは象が、空からはワシと鷹でいく陸:空=1:2。
『桃太郎』の陸:空=2:1のフォーメーションの逆の比率です。
もし3匹でチーム編成しないといけないなら、このフォーメーションになります。
また、そもそもおじいちゃんとおばあちゃんが作って渡してくれたきびだんごの個数が3、4個のはずがありません。
普通、団子とか作ると10個とか多くなるはずです。
絵を見てみると、どの『桃太郎』でもきびだんごは手のひらサイズです。
手のひらサイズの食料を3、4つだけ持たせて旅をさせるはずがありません。
どう考えても餓死します。
つまり腰の巾着にはきびだんごがまだ6個ほどはあるはずなので、それを他の動物に与えて仲間にすればいいのです。
このシナリオなら鬼を倒すのは余裕ですね。
きびだんごが直接鬼を倒しているわけではありませんが、倒せることには変わりありません。
きびだんごを動物に上げることなんて誰でもできるし、上げるだけで仲間にできるので非常に「コスパがいい」です。
鬼退治にもっとも最適なのは豆?それともきびだんご?
豆ときびだんごで鬼退治のシチュエーション考えてみましたが、コスパ的にも総合的にも「きびだんご」が最適とみて間違いないと思います。
豆の命中率の問題や人件費の問題が解決すれば、ワンチャンきびだんごに勝てるかもしれませんが。
ということで鬼を退治するならきびだんごを使いましょう!
twitterやってます。わかりやすく面白く日々歴史を発信しているのでぜひフォローしてみてください。いつの間にか歴史にハマっていますよ!
最近はYouTubeも始めました。これから動画方面も攻めて行くのでぜひチャンネル登録・高評価よろしくお願いします!