歴史好きが超絶分かりやすく教える!日本の行事だいたい稲作関係してる説!
どうも、料理の歴史に没頭しているしょうです。
いろんな歴史を見ていて思ったんですよ。
日本の行事だいたい稲作関係してね?
と。
あ、稲作は稲(米)を栽培することです。笑
みなさんも気になってませんでしたか?
お花見とかお月見とかお正月とかの日本の行事ってもともとなんなの?
ということで今回は、、
「日本の行事だいたい稲作関係してる説」です!
日本の行事がだいたい稲作と関係しているという話をします。
日本の行事「お花見」と稲作!
春といえばサクラ。
サクラといえば花見というくらいに「お花見」は日本の春の行事です。
みんなで桜の木の下でサクラを眺めながらお酒を飲んで楽しむイベントです。
大昔はちゃんとした理由のあるイベントだったのです。
サクラの「サ」は田の神、稲の神を表す字です。いわゆる「サの神」です。
「クラ」は神のいる場所といわれています。
つまり、サクラは稲の神が宿っている場所という意味だったのです。
大昔の人々はサクラが咲いたらその下にいって酒や簡単な料理を供えて稲の秋の実りを祈りました。
それが今のサクラの下で楽しむイベントの元だったのです。
時計なんてない時代、サクラの開花が稲作スタートの指針となっていたのでした。
日本の行事「お月見」と稲作!
十五夜の夜に満月の月を眺めて楽しむ日本の行事といえば「お月見」です。
これも稲作と関係していました。
今は団子を供えるのが一般的ですが大昔は里芋だったようです。
横にはススキが置かれますが、これも稲を見立てて置かれます。
それらのお供えものは全て秋の収穫への感謝が込められていたのでした。
お月見について気になった方はこちらをチェックです!
日本の行事「お正月」と稲作!
日本の行事の最初といえば「お正月」です。
12月はお正月にやってくるという
その歳神さまとかいう神を迎えるために大掃除をしていたといいます。
お正月に食べるおせち料理は歳神さまにお供えして一緒に食べる料理です。
そのため物音を立てずにあらかじめ作っておく習慣があり、それが今の年明けまでにおせちを用意する流れを生んだのかもしれません。
お正月によっこらと歳神さまがやってきます。
新年の豊作を祈って太陽に似せた鏡餅をお供えすることによって、その鏡餅に歳神さんがinします。
その歳神さまの魂が宿った鏡餅を「
この歳魂には一年間を無病息災で過ごすための生命力が秘められているのです。
この歳魂がお正月に年上の身内たちからもらえる子供のボーナス「お年玉」の由来の一つの説です。
もう貰えない現実が辛い…
日本の行事だいたい稲作関係してる!
こうして見てみるとだいたい稲作と関係していることに気付きましたか?
今の日本の行事は稲、いわゆる米が昔は今以上に大切に扱われていたこと、何事も神様にお願いして解決してもらうという神様最強発想から生まれたものだったのです。
今は、、
お花見はサクラの木下でワイワイするイベントに。
お月見は息してないくらいに影が薄くなってきたイベントに。
お正月は子供達のボーナスイベントに。
それぞれ変わっています。
この記事を読んだ方は本来のイベントを想像してみると今とのギャップが見えて面白いかもしれません。
とりあえず、毎日食べられるお米に感謝です!笑