初詣、神社に行くか?お寺に行くか?
どうも。新年も相変わらずブログを書いているしょう(@shos_history)です。
元旦の記事は大掃除での掘り出し物ネタです!
※今は毎日更新ですが、今年からyoutubeを始めるつもりなので、動画方面に本格的に動き出す1月下旬からブログの頻度を抑えます。
初詣行きました?
僕はもう地元のマイナー神社に行ったんですが、相変わらず大行列でした。
神社で初詣をしていて思ったんですよ。
あれ、初詣ってお寺はダメなんだっけ?と。
いつもの気になってすぐに調べる癖が発動して、調べまくったら思いの外「歴史」が多かったのでここで初詣について噛み砕いて話します。
初詣とは?
初詣とは正月に初めて神社やお寺に参拝し「去年はありがとう!」と感謝を伝えると同時に「今年の幸せを祈願する」一年の始まりの最初のイベントです。
初詣の期間は特に決まってませんが、1月1日〜1月3日までに行くことを基本的には初詣と言います。
正月三が日に行けなかった場合は、1月15日までに行けば初詣になるそうです。
これは1月15日を小正月と呼び、その日を正月の終わりとしているため、その日までは正月扱いなため「初詣と言える」ということです。
元々は昔から行われていた「年籠り」や「恵方詣り」というイベントが起源とされています。
※年籠りとは…
家族のトップ(父親とか)が大晦日の夜から元旦にかけて、居住地域の神がいる神社にこもって「今年はありがとう!また来年も頼む!」的な祈願をする引きこもりイベント。
※恵方詣りとは…
新年そうそうにやってくる豊作と幸せの神様こと「歳神さま」が登場する方角を恵方といい、その方角にある神社やお寺に参拝して祈願するイベント。
ここまでの説明で気付いたかもしれませんが、
神社とお寺どちらで初詣をしてもいいのです!
初詣は神社でもお寺でもいい!
神社でもお寺でもいいのは実は江戸時代までの歴史が関係しています。
江戸時代までは「神仏習合」といい、神様と仏様を区別せず一緒にして信仰していました。
しかし、明治時代になって神の子孫である天皇が絶対という考えを定着させたかった政府が国家神道という神こそ絶対という流れを進めます。
神様を最強としたいので神社を優位にするべく、これまで一緒にしていた神社とお寺を分けるため神仏分離政策を行いました。
そこから神社とお寺が区別されるようになったのです。
初詣が神社でもお寺でもいいのは江戸時代までの神社とお寺が一緒だった名残なのです。
初詣に神社かお寺に行く場合の違い!
初詣で神社かお寺に行く場合の大きな違いははっきりいって、そこが神様を祀っているか、仏様を祀っているかしかありません。
強いていうと、神社なら二礼二拍手一礼ですが、お寺では拍手はしないということくらいです。
※二礼二拍手一礼も政府が戦後1948年に「神社祭式行事作法」というもので神社の参拝方法を明確に取り決めたものにすぎません。
初詣、神社に行くか?お寺に行くか?
結論、初詣は神社に行ってもお寺に行ってもどちらでも大丈夫です!
あなたが好きな方に行きましょう!
今更だけど打ち上げ花火のあの映画みたいな言い方だな…
僕ならそもそも打ち上げ花火見る相手がいません!
あ…(察し)
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