歴史好きが5分で解説!一富士二鷹三茄子に隠された歴史と由来!
どうも、
でも最近そんな夢ではないことを知りました。(ガチです)
想像図を歴史図解にしましたが冷静に考えてキモいですよね。
一富士二鷹まではいいとして、三茄子はよくわからない…
三つのナスが出て来たらそれはそれでシュールな絵…
みなさんは一富士二鷹三茄子を夢で見たことありますか?
自分の予想なんですけど、見たことある人いないと思うんですよ。
実際に僕自身も一富士二鷹三茄子チャレンジしてみました。
なんか裏技使って見るとかしない限り自然に富士山や鷹やナスが出てくるはずがないと思ってます。
あ、サンタクロースはお母さんとかお父さんだよって言って子供の夢を壊すタイプのやつだ!
そんなひねくれた自分が「一富士二鷹三茄子」についての歴史と由来をわかりやすく語るので一緒に夢を見た気分になりましょう!
一富士二鷹三茄子とは?
一富士二鷹三茄子とは新年の夜(1月1日~2日や2日~3日などの夜)に見る初夢にこれが出て来たら縁起がいいですよ!という夢の内容のことです。
初夢に富士山と鷹とナスが出てくればいいということですが、なんで初夢にこれらが出てくると縁起がいいいになるのか気になりませんか?
ということで一富士二鷹三茄子の歴史を歴史好きが解説します!
一富士二鷹三茄子の歴史と由来!
この初夢に見るといいとされる「一富士二鷹三茄子」ですが、いつできたかは諸説あります。
個人的に可能性あるな!と思ったのは、
※松浦静山と『甲子夜話』とは…
江戸時代の長崎県平戸市辺りを治めていた殿様。
『甲子夜話』には
その本の中で「この起こり(一富士二鷹三茄子)は徳川家康が静岡にいた時で、一番高かったものが富士山、その次が足高山、その次が初ナスであることからである」と言っています。
徳川家康はこのブログでも何度も登場する人物で誰もが知っている偉人の一人です。
家康は静岡にいる期間がめちゃくちゃ多かったのです。(ってかほぼ静岡)
富士山は言わずと知れた日本一高い山で静岡県にあります。
足高山も愛鷹山も、山の中に「タカ」がありませんか?
我々が想像していた鷹ではなくて足高山のことを指していたというのです。
(しかし、愛鷹山より高い山はたくさんあるので富士山の次に高いというのは怪しいと言われています。)
最後の初ナスですが、これは静岡にある
この頃ナスが促成栽培を始めた静岡の三保で一番早く取れ一番価値があったこと、初物自体が当時の人たちに好まれていたことから三番目に高いとされたんだと思います。
つまりこの説の「一富士二鷹三茄子」は神とも言われる家康のいる静岡の高いものベスト3だったということです!
高い=良いということでしょう。
他にも富士山は高い、鷹はつかみ取る、ナスは成すとして縁起がいいという説もあります。
歴史好きからすると静岡で始まったに違いないと思います。(いや思いたい!)
タカが動物の鷹だとしても、家康が鷹好きだったのは事実だし、他も全て静岡に縁がありますから。
一富士二鷹三茄子は歴史たっぷりだった!
新年になると沸いてくる「一富士二鷹三茄子見た?」厨たちに物申す。
「一富士二鷹三茄子の歴史とか由来面白いぞ!」ということを。
「一富士二鷹三茄子なんて見た人絶対いないぞ!」と。
「富士山が一つ、鷹が二匹、ナスが三つって意味じゃないぞ!」と。
強がりが激しい…
一富士二鷹三茄子は意外にも家康が絡んできたり、促成栽培が始まったという事実があったりと意外と濃い歴史のあるものでした。
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