神社で参拝だけはもったいない!神社の拝殿はすごい仕掛けがいっぱい!
どうも、夢で徳川家康に呼ばれた気がしたからという理由で静岡に日帰り旅行に行った頭がおかしいかもしれないしょうです。
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※拝殿とは…
神様がいる本殿へ祈りを捧げるためのもの。拝殿には特別な時に入れる空間と自由に参拝できる場所がある。賽銭箱があるところは自由参拝ができる場所。
拝殿の中でも昇殿参拝(祈願してもらったり、中を見学できる)で入れる空間にたまたま入れることになった僕が拝殿の中の驚きについて紹介していきます。
静岡浅間神社の昇殿参拝とは…
お祓い専用の人にお祓いをしてもらった後に神主さんが30分ほど静岡浅間神社の話を詳しくしてくれます。
大拝殿の中のことも話してくれるので新しい発見ばかりです。
この神社の昇殿参拝は指定日に朝10時と午後15時の二度行われています。
料金は500円です。
大拝殿の中の仕掛け
ここからは神主さんの会話を思い出しながら特に面白かったところを簡単に話します。
畳のズレには理由がある
拝殿の床は一面畳が敷かれています。
何は変なところありません?
手前の二組の畳と奥の柱の横の二組の畳の重なり目をみてください。
なんかズレてますよね?(分かりづらい)
実は、これある規則性で敷かれているからなのです。
それは天井を中心に敷いているということです。
柱を中心にして畳を敷き詰めていくので、柱の場所によって中心は変わります。
だから畳がズレてしまっているというわけです。
漆 の力は半端ない
また、静岡浅間神社の社殿(拝殿や本殿などの建物)は
実は漆塗りの国宝・重要文化財の建造物数ランキングが全国で2位です。(1位は日光東照宮とかある栃木県)
漆の特徴は後ろの背景が透けて見えるほどの反射力とツヤです。
ただ、漆は時間とともに紫外線等の光によって劣化しツヤが無くなっていきます。
写真は柱の表面です。
さっき見たような綺麗な朱色(赤)ではないですね…
しかし、これが面白いことに柱を横から見るとしっかり背景が見えるくらいに反射しているのです。
少し分かりづらいですが、柱の端の奥の扉と重なっている部分を見てもらうとうっすら反射している部分があると思います。
これが漆の凄さです。
完全にはツヤが無くならないのです。
天井の雲の絵にも壮大な仕掛けが…
もちろん、天井も総漆塗りです。
天井には昔の有名な絵師が描いた絵が敷き詰められてます。(写真上の見切れているやつです)
この写真の真ん中より上に青や緑や赤の色をした雲の絵があると思います。
実はここにこの雲の絵があるのには理由があるのです。
それは、奥の神がいる本殿を雲より上にあるということを表現しているのです。
いつも通り図解したので、こちらを見てください。笑
下のカラフルな雲がさっきの写真で言っていた雲です。
この図解では雲と階段と本殿しか描かれてないですが、雲はあくまで拝殿の中の天井に描かれたものです。
拝殿の天井に雲を描き、その雲より高い外の位置に本殿を置き、雲の上にあることを大規模に表現しているのです。
ここまで計算して設計されていたことに驚きました。
神社でただ参拝するだけは勿体無い!
神社はただ参拝するところだと思ってましたが、しっかり見てみるとすごい仕掛けがいっぱい隠されていることを知りました。
この記事を見て神社が気になった人、ぜひ今までに見なかった視点で観察して見てください。
驚きの仕掛けがきっとありますよ!