歴史の教員免許を持つ歴史好きが教える!飲食店は火事から始まった!
どうも!本を一冊読むのに時間が膨大にかかるほど集中力が皆無な男しょうです。
ただ、料理の歴史はどれも面白いです。
江戸では当初飲食店は無かったのですが、
そこには偶然と必然が関係していました!
偶然という言葉が気になった方はこちらをチェックです!
今回は江戸(東京)にどうやって飲食店が出てきたのか火事を中心にして見ていこうと思います。
明暦の大火とは?
1657年1月18日〜19日にかけて江戸でおきた江戸時代最大の火事のことです。
天守閣を含む江戸城や多数の大名屋敷(支部長たちの江戸の家)や市街地の大半が焼失し、死者数は10万人に上ったと言われています。
火元が1箇所ではなく複数(3箇所)あり、それも連続的に発生したことから火事の火元について多くの伝承が残されています。
その伝承の一つが有名な振袖による火事「振袖火事」です。
振袖火事の伝承とは?
簡単にいうと、、
呪いの振袖を手に入れた若い娘が次々に死んでしまったため三人目が死んでしまったところで流石に供養しようと
ところが突然風が吹いて火がついた振袖が舞い上がり、その寺に火が移ります。
たちまち火が燃え広がり、ついには江戸の町を焼き尽くす大火となりました。
明暦の大火は本妙寺が火元の一つでした。
だからそういった話が出てきたのだと思います。
こういったいろんな伝承がある明暦の大火ですが、実際の原因はいまだに分かってないそうです。
ただ、この火事は江戸を変えることになります。
火事によって江戸の何が変わったのか気になった方はこちらをチェックです!
この火事によって飲食店が現れる!
江戸最大の火事「明暦の大火」の復旧工事が大事業で、全国各地から多くの職人や労働者が集まりました。
その職人や労働者たちを相手にする
※煮売屋とは…
煮魚や煮豆などすぐに食べられるように調理した惣菜を販売するおかず屋さん。今でいうオリジン弁当とかに似た店。
そんな煮売屋の中から
(写真はただのお茶漬けですw)
※奈良茶飯とは…
お米に炒った大豆や小豆や焼いた栗とかに季節の野菜を加えて塩や醤油、
1664年頃にはけんどんそばが登場し、新しいスタイルの飲食店が出てきました。
※けんどんとは…
そばに限らず、うどんや飯や酒も含めて一杯の盛り切り(その出された一杯だけ)で客の前に置く商売。現在の飲食店のほとんどがこのスタイル。
料理ブームまでの変遷
前回、参勤交代によって江戸におかず屋さんがたくさん出現し、料理ブームがおきる原因になったという話をしました。
参勤交代とおかず屋というワードや関係性について気になった方はこちらをチェックです!(めちゃんこ面白いです!)
つまり、料理ブームまでの大まかな変遷が明確になりました。
この歴史図解を見れば一目瞭然だと思います。
明暦の大火という大火事によって飲食店が出現し、参勤交代や出稼ぎによる江戸の人口膨張によってさらにおかずの需要が高まり、おかず屋さんがたくさん出現するのです。
そしてついに江戸で空前の料理ブームが巻き起こりることになります!
料理ブームとは?続きは下の記事です!
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