コロンブスとの運命の出会いから始まるタバコの歴史を歴史好きが解説!
どうもたばこ大嫌いなしょう(@shos_history)です。
煙がキツすぎるので、だいたい飲食店では禁煙席です。
そんな今やどこにでも目にする「タバコ」に出会い、それを伝えた人物がいました。
それがかの有名なコロンブスです。
そんなコロンブスとタバコはどういう出会いがあり、そしてタバコはどう伝わっていったのか今回は見ていこうと思います。
学校では習わない面白い歴史をどうぞ!
タバコは昔は薬だった!
タバコの原産は熱帯アメリカです。
当時の原住民(そこに昔から住んでいる人たち)の間では薬として使われていました。
喫煙による麻酔作用が病気の治療に効果があると考えられていました。
今は嗜好品であり健康に悪いタバコが昔は薬として使われていたのです。
コロンブスとタバコの出会い!
15世紀も終わり頃の1492年(戦国時代に入ろうという頃)にコロンブスが黄金の国ジパングを目指して航海していたら西インド諸島(アメリカ大陸の島々)につきました。
友好の印としてガラス玉などを与えたのに対して、原住民たちは珍しい食べ物と一緒に香りが高い乾燥した葉を贈りました。
その乾燥した葉こそ「タバコ」でした。
これを持ち帰りヨーロッパにタバコが伝えられました。
これがコロンブスとタバコの出会いです。
あっさり…
ニコチンの登場!
フランスのポルトガル大使であったジャン・ニコという人物が当時はまだ未知の薬草であったタバコを万能薬としてフランスの貴族たちに紹介したことで大流行し、頭痛薬としても効果があると評判になり広まっていきました。
そのタバコに含まれる物質をジャンニコの名前をとって「ニコチン」と命名されました。
チンはどこから来たんじゃ〜!
よくわからないですけど、未知の薬草だったから「珍しい」という意味でニコチンになったと自分は勝手に予想!(多分違う。笑)
タバコの日本への伝来と歴史!
タバコが日本にやって来たのは室町時代〜安土桃山時代(いわゆる織田信長とかがいた時代)と言われています。
いわゆる
鉄砲が伝来した頃だったりキリスト教が伝来した頃だったりタバコがやって来たタイミングに関しては色んな説があります。
初めてタバコをふかしている人を見た日本人が「南蛮人は腹の中で火を焚いている!」と驚いた逸話があるようですが、その話が真実かは分かりません。
でも確かに初めて口からタバコの煙が出ているのを目撃したら、腹の中で火を焚いているように見えるでしょう。
伝来したタバコはすぐに国内栽培され、瞬く間に喫煙者が大量発生しました。
江戸幕府(徳川家康が作った大きな会社)はなんども禁煙令を出しましたが、全く効果がなかったと言われています。
禁煙令を出したのは、当時の江戸の町は燃えやすかったことから火災防止であったり、メインの栽培であった米などの栽培を怠る可能性があったためです。
江戸の町の燃えやすさについて気になった方はこちらを!
お米の大切さについて気になった方はこちらをチェックです!
最終的に江戸幕府は禁煙令を出さなくなり諦めます。笑
昔からタバコは依存性が強く問題になっていたのでした。
タバコの歴史と今と昔!
今でも「歩きタバコ」とか「受動喫煙」とか問題になるくらい身近な存在の「タバコ」に出会って広めた人物がコロンブスなのは意外でした。
コロンブスが新大陸を探すイベントをしていなかったらタバコはどうなっていたのでしょう。
また、江戸幕府もタバコに悩まされていたというのはなんだか今に似ていて親近感が湧きました。
禁煙令という法律出したのは面白かったです。笑
タバコを吸うなら適切な場所で!笑