歴史好きが超絶わかりやすく教える!江戸時代の日本酒事情は面白い!
どうも、最近お酒の話ばかりで酔ってきたしょうです。
そして面白いのは自分自身が歴史は大好きだけどお酒は大好きではないというところです。
ただ歴史のおかげでお酒にも興味を持ったのは確かです。笑
お酒と歴史の話は今回がひとまずラストです!
今までに果実酒の歴史や昔の梅酒の作り方、居酒屋の歴史などを見てきました。
少し振り返ると江戸時代は料理ブームもありましたがそれと同時にお酒ブームにもなっていました。
それは心にゆとりができて健康を意識しだしたからという理由があります。
それとともに健康について書かれた本も出てきました。
それとともに酒も適量なら健康にいいということで果実酒も増えていったのですが、もちろん日本酒も進化していきました。
今回はそんな当時の日本酒事情を歴史好きが超絶分かりやすく教えます!
学校では習わない面白い歴史をどうぞ!
日本酒って?
上の画像のようにおちょこ(ちっちゃいコップ)に注いで飲む透明な酒です。
米と水と
味が果実酒と違って独特なので好みが分かれるやつです。
個人的には苦手な部類のお酒です。笑
ちなみにこのおちょこは当初は料理の盛り付けに使われていたのですが、江戸時代になって利き酒(試し飲み)用のお酒入れになったりしていつの間にかお酒を飲むためのコップになりました。
江戸時代の居酒屋について気になった方はこちらをチェックです!
江戸時代は関西方面からの日本酒が高級品!
戦いの無い時代であった江戸時代。
平和な時代は健康を意識する人々を溢れさせました。
健康へのニーズが高まり、お酒も健康のための一つの薬とされていたのです。
そんな江戸時代は
その運ばれてくるものの中でお酒のことを「下り酒」と呼び江戸の人々は大喜びでした。
酒以外にも醤油や塩や菓子までも上方からやってくる「下りもの」は高級品扱いされました。
逆に江戸周辺のものは「下らないもの」として下級品扱いされました。
京都産のものの質が高かったこと、京都は文化の中心で由緒があることから高級品とされたのです。
日本酒専用の船の登場!
当初は馬に乗せて運ばれていた日本酒ですが、量が増えてきたので船に変わりました。
それが
その船に乗せられた日本酒は荒波にもまれたり、入れ物が杉の樽だったので杉の匂いが染み込んだりして一層美味しくなったのです。
江戸時代に発展する日本酒の製造技術!
江戸時代には気温の低い冬に場に日本酒を作る「
寒い季節はバイキンマン(雑菌)が繁殖しにくいのです。
また加熱殺菌をすることによって腐敗を防ぐ「火入れ」という技術も開発されました。
これらの製造技術によって日本酒の品質は向上し、今まで濁った酒を飲んでいた庶民が今のような透明な日本酒である
日本酒の中で「新走 」は一番人気!
その年に採れた米(新米)を使って作る日本酒を「新酒」といいました。
その日本酒の中でも、まだ原料の麹の香りが残っていたものを「新走」といい、江戸の人々には大変人気だったみたいです。
匂いがする=麹酸とか原料の栄養がいっぱい生きているので健康にもいい酒です。
江戸の日本酒事情は面白い!
健康にもいい、美味しいの良いことづくめの日本酒。
江戸時代のお酒ブームにうまく乗っかれた酒でした。笑
船の揺れや樽の匂いでもお酒が更に美味しくなるのです。
めちゃくちゃ面白いですよね。
この記事を読んで日本酒が飲みたくなった方はぜひ居酒屋やコンビニで購入して飲んでみてください。
もしかしたら美味しく感じれるようになっているかもしれません。笑