おかゆなれきし

歴史に少しでも興味を持ってもらったり、面白いと思ってもらえるように歴史を話すブログです。

歴史の教員免許を持つ歴史好きが教える!きのこの歴史と江戸時代!

どうも、マイタケの天ぷら大好き系人間しょう(@shos_history)です。

 

みなさんが一番好きなきのこはなんですか?

 

マツタケを思い浮かべたあなた!

 

うらやましい…

 

それぞれ色々なきのこを思い浮かべたと思いますが、江戸時代には食べられていたのか気になりません?

 

いつから食べてたのか気になりません?笑

 

気にならない方はこちらの里芋の記事に移動してください。 

www.sho0310.com

 

少しでも気になる方はこのまま読み進めてみてください!

 

今回はきのこの歴史を少しと江戸時代に食べられていたきのこがどんなものなのか見ていこうと思います。

 

学校では習わない面白い歴史をどうぞ!

 

きのこの歴史は縄文時代から!

 

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今はどこでも食べられるきのこは、今から4000年前の縄文時代のなかば頃に食べ始められたと言われています。

 

その証明とされているのが「きのこの形をした土の製品」です。

 

縄文時代の遺跡から出ているのですが、どこからどう見てもきのこなのです。(気になった方は「きのこ 土器」で一瞬検索してみてください)

 

作られた理由はまだ議論されていますが候補となっている面白い理由があります。

 

それは食べたきのこの種類と形を把握するためです。

 

縄文時代は今みたいに食べられるきのこかどうかをインターネットや本で調べることはできません。

 

だから食べられるきのこや食べられないきのこを把握するために作ったという説です。

 

確かによく考えたら昔なんて情報がないので常にチャレンジの連続と考えたら、死ぬ確率を抑えるためという意味で作った可能性としては十分考えられます。

 

江戸時代に食べられていたきのこ!

 

江戸時代はきのこのことを「たけ」と呼んでいました。

 

まつたけ、しいたけ、まいたけのように今でも名前に残っていた「たけ」という字はその名残です。

 

江戸時代の食と効能の本として有名な『本朝食鑑ほんちょうしょっかん』には当時食べられていたきのこの記載があるので、どんなきのこだったのか、今とは違うのかを見てみましょう。

 

江戸時代の食について気になった方はこちらをチェックです!

shoooy.hatenablog.com 

松茸まつたけ…我が国のきのこのなかで最も良いものと書かれている

初茸はつたけ…味は甘く松茸より優れているが香りは及ばないと書かれているふ

・しめじ茸…江戸の町で販売されていたと書かれている

・しし茸…食べても問題はないが似たきのこに有害なものがあったらしい

椎茸しいたけ…口臭やネギやニラの臭いなどに使えていたらしい

平茸ひらたけ…中国ではまだ聞いたことがないきのこと書かれている

舞茸まいたけ…きのこの中で最も毒がないと書かれている

・えのき茸…えのきに米のとぎ汁をかけて生えてくるえのき茸は美味らしい

・ねずみ茸…ほうき茸のこと。味も見た目もえのき茸に似ているらしい

・きくらげ…食べるとクラゲのようにコリコリすることからこの名前がある

・いわ茸…岩石のところにヒモで登って採取するベテランがいたらしい

松露しょうろ…福岡の生きの松原というところで採れるものが貴重と書かれている

 

食べられているという記載があったのはこの上記12種類でした。(本に書いてあった説明文の面白いところだけ書きました!)

 

聞いたことあるものと聞いたことがないものがありますが、どれも今もありますね。

 

きのこの歴史は面白い!

 

縄文時代のあの環境できのこを採って食べる勇気がすごいなとただ思いました。笑

 

きのこなんて見た目全部危なそうですから。

 

そういう点でいうと縄文時代の人たちが一番チャレンジ精神があったのかもしれません。

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江戸時代も今と変わらないきのこを食べていたことも驚きました。(今はないようなもっと変なの食べてるかと思った。)

 

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