久能山東照宮に来たら博物館に絶対に行くべき理由と3つの品!
どうも徳川家康たちと同じ天下取りの線があって調子に乗っている男しょうです。
家康?天下取りの線?という方はこちらをチェックです!
久能山東照宮や博物館の料金、静岡旅行について気になった方はこちらの記事をチェックです!
「久能山東照宮行ったけど博物館行ってない」
「博物館って行く意味あるの?」
という後悔を生む可能性がある方は必見です!
家康半端ないって!と言いたくなるくらいの博物館に行くべき理由を紹介します。
家康の日用品がすごい!
「久能山東照宮ホームページ」https://www.toshogu.or.jp/
徳川家康の日用品が主に展示されている久能山東照宮の博物館ですが、その日用品がすごいです。
特にすごかったものを簡単に紹介します!
日本最古の鉛筆がある!
家康は日本で初めて鉛筆を使ったと言われています。
事実、日本最古の鉛筆が家康の日用品として博物館に保存されています。
400年前にはすでに鉛筆があったことに驚き…
なぜなら、残っている史料(書状や手紙)が筆で書かれたものしか見たことなかったからです。
鉛筆自体は1560年代にイギリスの鉱山で良質な黒鉛が発見され、細かく切ったり、ヒモで巻いたりして筆記用具として使われるようになりました。
日本で本格的に鉛筆が使われるようになったのは明治維新後(1867年頃から)のことですが、ドイツからの輸入品だったため、ごく一部の人しか使っていなかったのです。
そう考えるとやっと使い出された時より260年ほど前にはすでに家康は使っていたのがすごすぎます。
家康は昔から筆まめ(戦いの時にはたくさんの手紙を書いていた)と言われているほどなので、鉛筆で何か書いていたのかもしれません。
家康が日本で初めてのメガネユーザーかもしれない!
メガネは1551年にフランシスコザビエルが
しかし現存しておらず、現存している日本最古のメガネは室町幕府(
ただメガネを使った記録はなく、メガネを使った記録が残っているのは徳川家康なので、家康が日本人最初のメガネユーザーかもしれません!
日本最古の洋時計がある!
漂着したスペイン船を保護してメキシコに送り届けた家康にスペイン国王が感謝を込めて贈った時計です。
針と数字を見てもらうとわかるんですが、どう考えても今でも使える時計なんですよね。
家康の時代は不定時法といってまだ日の出と日没で時間を決めていたので、この時計は全く使えませんでした。
そのため、家康は気に入って部屋に飾っていたようですが、家康が亡くなった後は久能山東照宮の神庫(いわゆる神社の倉庫)に保存されました。
ただ、そのおかげか時計自体動かされなかったので16世紀当時の部品がほぼそのまま残っていたらしく、調査に来た大英博物館の責任者が驚いたほどでした。
家康半端ないって!
どうでした?家康半端なくないですか?
日本最古の鉛筆に日本最古の洋時計を持ち、日本人最初のメガネユーザーであった徳川家康のすごさ。
他にも健康に気を遣っていた家康らしさが見える薬を入れるビードロ(容器)などもありました。
どれも家康の性格がにじみ出ている気がします。
「筆まめだから鉛筆を使っていたけど、歳をとって目が悪くなったからメガネをかけて字を書いた」
「不思議そうに時計を眺め、面白いから部屋に飾る家康」
こんな想像もできます。
もちろん他にも鎧や絵、歴代将軍の刀なども展示されているので、この博物館だけで一日過ごせるレベルです。
これは行かなきゃもったいないですよ!