歴史好きが超絶分かりやすく教える!割り箸は江戸時代に生まれた!
どうも、割り箸がなかなかうまく割れない男しょうです。
だいたいいつも変な割れ方をするのですが、みなさんはどうですか?
割るのが綺麗にできないめんどくささはありますが、箸の代わりになって使えるし捨てられるしですごいですよね。
そんな便利アイテム割り箸は江戸時代の飲食店とともに登場してきたのです。
今回はその割り箸について超絶分かりやすく教えます。
割り箸の歴史
割り箸は1709年の江戸時代に書かれた書物の中に「わりばし」に関する記述があるためにそれが最初といわれていますが、1800年過ぎに登場したものが最初という説もあります。
どちらにせよ200年〜300年前の江戸時代に割り箸が登場していたことは間違いないようです。
江戸時代といえば料理ブームによって人々の関心が食に向いていた時代です。
飲食店とともに割り箸も誕生していたということです。
江戸時代の料理ブームについて気になった方はこちらをチェックです!
ちなみに当時は「引き裂き箸」と呼ばれていました。
半分まで割った杉の箸で、食べる時に裂き割って食べることから引き裂き箸と言われています。
半分まで裂かれているのが良心的すぎる…
今の箸なんて半分も裂いていてくれてないので割ると変な感じになるんですよ。
現代の割り箸たちよ!江戸時代の割り箸を見習いたまえ!
そんな割り箸が必ず添えられていた料理がありました。
それがどんぶり料理の一つ「うな丼」です!
どんぶりとうな丼
どんぶりもうなぎの蒲焼や握り寿司た天ぷらのように江戸時代に生まれた料理の一つです。
江戸っ子たちは料理ができない&しない上に待つのも嫌いな素晴らしい性格なため、そのニーズにあうどんぶりは人気でした。
そんなどんぶり界のプリンスがうな丼でした。
うな丼は江戸時代末期頃の日本橋で誕生したといわれています。
誕生には諸説ありますが、今回は面白い方の説を話します。
忙しくてご飯を食べられないといううなぎマニア
うなぎを食べようとしても忙しいので
しかし冷めてて美味しくない&糠とるのめんどいことに不満を持った(かもしれない)のでした。
そこで炊きたてのどんぶりの中にうなぎの蒲焼を入れたところ、ご飯も蒲焼もホカホカなことに加え、タレがご飯の上に馴染んでとてもうまいのです。
これが元祖うな丼の一説です。
この時代のうな丼には必ず引き裂き箸が添えられていました。
おそらく、うな丼だけでなくどんぶり系および飲食店で引き裂き箸を採用しているところはあったと思います。
江戸の料理ブームはすごい!
こうして色々な江戸時代に生まれた料理を見てきましたが、割り箸も生まれていることには驚きました。
江戸の料理ブームとともに生まれた割り箸は当時の飲食店の人たちの知恵だったのです。
とりあえず昔の割り箸の良心さを見習って欲しいですね。
江戸時代半端ねぇ…