【歴史から学べる有益なようで無益なシリーズ】自分を大きく見せる方法!
7月10〜11日に姫路と京都に弾丸旅行に行ってきました。
体験レポートをめちゃめちゃ詳しくnoteに書いているので気になる方はチェックです!
たまには、自分を大きく見せたい時ありませんか?
ありますよね!(強引)
今回は、「使うかはわからないけど、知っとくと便利かもしれない自分を大きく見せる方法」を伝授しようと思います。
そもそも自分を大きく見せたい時って?
例えば、、
自分の家に後輩や友達を呼んだ時…
ここ、俺の家だぜ?
的な雰囲気少しくらい出したくないですか?
→(自分はそんな雰囲気出しません。うざいです。笑)
強そうなやつと喧嘩しないといけない時…
相手に「強そう…」と勘違いしてもらって戦わずして勝ちたくないですか?→(今時、そんな状況そうそうないですね。笑)
頑張って怖そうな雰囲気出してるのに服が…
このような状況の時(限定的すぎる…)に自分を大きく見せることができたら、自分に自身が付くし、人に舐められないし、勝てない敵にも勝てるかもしれないです。
はい、では学びましょう!
二条城の部屋から学ぶ大きく見せる方法
京都旅行の時に訪れた二条城に答えはありました。
そもそも二条城って何にゃ?
※二条城とは…
1603年に
要は、家康が建てた将軍の京都での宿泊場所!
(なんか突然、猫キャラ出てきましたが、正体を含めた詳細は後日ブログにするのでお楽しみに!)
その二条城の中にある国宝「二の丸御殿」に入りました。(中の様子は撮影禁止であったため実際の写真はありません)
襖の絵で雰囲気で大きく見せる
二の丸御殿に入って最初にトラがお出迎えしてくれます。
トラ?と思うかもしれませんが、さすがに本物のトラではないです。
トラの絵が描かれたふすまのことです。
「おじゃましまーす!」という感じで入って、いきなりトラってどう思います?
おじゃまするにゃ〜
え、トラ???こわすぎるにゃーーーー!
普通に怖いですよね?ビビりますよね?これが普通の反応だと思います。
それを狙ってトラの絵のふすまを来客用控え室に置いているのです。
トラ=どう猛、怖い、というイメージを与えているのです。
ここで徳川家の権力の大きさを実感させているってこと!
これ考えたやつ恐ろしすぎるにゃ…
人の持つイメージ(常識)を利用しているのです。
もちろん、トラの絵ばかりではありません。
桜の絵のふすまもあります。
桜の絵が描かれたふすまは、将軍と近しい大名(地方の県知事的な人たち)や公家(京都にいる偉い人たち)が対面する部屋に置かれています。
どうですか?
さっきのトラと違って落ち着きません?
近い関係の人、仲がいい人とはその部屋で話す。
完全に絵をうまく使っていますね。
こんな感じで、相手によって絵を使い分けて対応してきたのです。
部屋の空間で大きく見せる
自分を大きく見せるのはトラの絵だけではありませんでした。
教科書とかでよく見る「
※大政奉還とは…
天皇に代わって政治を行っていた徳川幕府は1867年に15代将軍である
要は、徳川慶喜が政治する権利を返します、江戸幕府終わりですって言ったこと!
上の写真は奥が慶喜、手前のいっぱいいるのが家臣です。
この写真を見ても分かるのですが、手前の家臣のいる空間より、慶喜がいる空間の方が高くなってません?
段差です。
段差をつけ将軍側を高くすることで、権力の高さ=大きさを表しているのです。
わし将軍ぞ?わしの方が偉いぞ?
ということです。
それだけじゃないです。
この絵には載ってないですが、将軍の部屋の天井だけ湾曲しているのです。
湾曲させることによって、その将軍のいる空間だけが広がるため、権力の広さ=大きさを表しているのです。
空間で権力の大きさを示して、将軍を大きく見せていたのです。
歴史を学んで自分を大きく見せてみよう!
今回二条城を参考に紹介して、絵や空間をうまく使えば自分を大きく見せることができるということが分かったと思います。
この記事を読んだあなた。
今から家に段差を作りなさい。
ドアやふすまにトラの絵を描きなさい。
これであなたも立派な将軍です。
最後だけ少し有益なことを話すと、、
こういったふすまの絵や空間のことは教科書を見ただけでは、知ることはできません。
実際に足を運んで初めて知ることができます。
これが観光の良さであり歴史の良さです。
そして、人が持ったイメージは壁として立ちはだかることが多いですが、時には利用することができることも覚えておいて損はないかもしれません。
この記事有益なのか無益なのかわからないにゃ…