歴史好きが超絶分かりやすく教える!調味料「塩」の歴史はとても古い!
どうも、調味料大好き人間のしょうです。
現代の生活必需品ともいうべき調味料の中の一つ「塩」。
古代の縄文時代にはすでに存在していたことを知っていましたか?
今回は縄文時代の人々と塩の歴史や戦国時代の塩の逸話などを話していこうと思います。
学校では習わない面白い歴史をどうぞ!
日本列島の誕生と塩の歴史!
氷河期が終わり日本列島が大陸と分断されて島国となったと同時に周りが全て海になりました。
周りが海なので魚貝類採り放題でした。
日本列島と魚?と気になった方はこちらをチェックです!
食べた魚や貝のゴミはしっかりと一定の場所に捨てられました。
大昔のゴミ捨て場について気になった方はこちらをチェックです!
縄文人は採った魚や貝をすぐ食べずに干して保存食として保存したりもしていました。
つまり彼らは干して乾燥させることを知っていたのです。
さらに周りが海となれば塩なんて簡単に作れます。
塩を天日干しにして乾燥させて塩を作っていたかどうかは分かりません。
しかし、実際に海水を煮詰めて塩を作るための土器が発見されていることから、この頃には既に塩を作っていたことは事実のようです。
武田信玄 と上杉謙信 の逸話「敵に塩を送る」
日本では岩塩が採掘できないため、塩を作るには海水からの手段しかありませんでした。
そのため海沿いでは塩が得られやすいですが内陸では塩が得られないので、古代から塩は内陸との重要な交易品としての価値がありました。
そんな塩の貴重さが分かる一つの逸話があります。
それが武田信玄と上杉謙信の逸話「敵に塩を送る」です。
時代は戦いに明け暮れていた戦国時代。
ある時、
仲が悪くなった氏真は今まで信玄に送っていた塩をストップさせて嫌がらせします。
静岡は海沿いなので塩が採れますが、山梨は内陸なので塩が採れないのです。
信玄が「困った、困った」と頭を抱えていると、「氏真ちゃん!それはずるいよ!」と正義感の塊の男が声を上げました。
その声を上げた正義のヒーローが
武田信玄と上杉謙信はお互いの国が近いこともあって常に戦うライバル的な関係でした。
アニメで例えると、、
・NARUTOならナルトとサスケ。
・ドラゴンボールなら
・
ここまで例えを出せばどれかしらは知っていると思います。
(知らないアニメがあった方は調べてみてください!どれも名作です。笑)
そんなライバル的関係の武田信玄に上杉謙信は自分の国で採れた塩を送ったといわれています。
ここから今でも聞くことわざ「敵に塩を送る」が生まれました。
意味は、苦しんでいる相手に援助したりして助けることです。
昨日の敵は今日の友と言わんばかりの暖かいエピソードですが証拠となるようなものが見つかっていないため、創作ではないかともいわれています。
創作だろうが何だろうが内陸から見たら塩がとても貴重なものだったということは事実でしょう。
調味料「塩」の歴史はとても古い!
塩は今や生活になくてはいけない存在の調味料です。
日本が島国として誕生して周りが全て海だったから塩の生成がすぐに始まったんだと思います。
海から塩が採れるなんて誰が想像できたのでしょうか。
最初に海から塩が採れることを考えた人はこの時代に生まれていれば間違いなくノーベル賞クラスに受賞されているでしょうね。