時間という縛りが人を変えた気がするという話。
どうも、時間にルーズなしょう(@shos_history)です。
最近久しぶりに満員電車に乗ったのですが、めちゃくちゃグイグイ押して入ってくるやついて世紀末を感じました。
久しぶりに満員電車乗ったけど、満員電車ほど人間性出るものないなと思った。
— しょう / 現代の信長 (@shos_history) 2018年11月2日
必要以上に力を入れてグイグイ入ってくる人いる。
江戸時代までの人は間違いなくもっと優しいはず。
🏯「時間」という縛りが人を変えている。
江戸時代は今ほど時間が明確じゃないからここまで敏感じゃない。笑
時間は朝でいわゆる通勤ラッシュですね。
定時までに会社に行かないといけないからこの電車に乗るんだあぁぁぁ!
という強い意志があるのはわかりますが、
さすがに力入れすぎじゃないですか?
親でも殺されたのかというくらいに力込めて押してきます。
定時までに会社に行かなければならない=時間に縛られているとも言い換えられるので、時間が人を変えたのではないかと思いました。
今回はそんな時間について歴史を少し絡めて話していこうと思います。
日本と時間の出会い!
日本が初めて時間を明確に認識しだしたのは660年の頃です。
容器に入った水の流れによって水面の高さが変化することを利用した「水時計」がこの時作られました。
実際に水時計が使われたのが671年の6月10日であることから大正時代にその日を「時の記念日」とされました。
室町時代以降は日の出日の入りで時間を決めるようになり、明治時代、昭和時代を経て今のような1日24時間のような制度になりました。
つまり江戸時代までは日の出日の入りで時間を把握していたため、今よりも正確じゃないんです。
正確な時間に待ち合わせしたり、行動できないので自然と時間にルーズになっていたのです。
たまたま見つけたイケハヤさん(@IHayato)という方も江戸時代の日本人がルーズであるという話をしています。
時間という縛りが人を変えた!
日の出日の入りで時間を把握していたということは、基本は日が出たら動きだして、日が暮れたら仕事を終えて帰宅するような生活だったと思います。
定時なんてもちろん存在しないですし、5分前集合やら10分前行動やらも存在しないです。
今はどうですか?
8時出社!とか5分前行動しろ!とかよく言われていますし、その時間を考えて行動しないといけなくなりました。
明確な時間制度ができたからです。
その「◯時までに行かないと!」という気持ちが通勤ラッシュのような現象を起こすのです。
こう考えると時間という縛りが人を変えたという表現は適切な気がします。
まさに時間の牢獄ですよ。
しかし、皮肉にも明確な時間の制度を入れたのもまた日本人自身なのでした。
時間を忘れて生活する謎企画をしたので合わせてチェックです!
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