ゼロから考えようとしている人必見!アイスもカツサンドも発明の積み重ね!
どうも、最近人気のある図解と自分の好きな歴史を組み合わせた歴史図解というもの始めたしょうです。
図解というのは、本や人の言葉やツイートを分かりやすいように図にしたものです。
要点をまとめて文章化したものから文字を最小限にして絵を使うものまで様々です。
自分は歴史の理解力とそれを噛み砕いて分かりやすく話す能力はある方だとは思っています。
図解と歴史を組み合わせたら、その自分の能力を最大限に活かせつつ、より多くの人に歴史の面白さが伝わると思ったので歴史図解を始めてみました!
歴史図解について気になった方はこちらをチェックです!
こんな感じで、アイデアは既存のアイデアと組み合わせればそれだけで新しいものになります。
そういった例を今回は何個か紹介します。
この記事を読んで車輪の再発明を回避しましょう!
車輪の再発明とは?
車輪の再発明という言葉はプログラマーの世界でよく使われている言葉で、すでに車輪(アイデア)という便利なツールが存在するのに一から自力で車輪を開発することです。
せっかく、元の基盤になるようなものがあるならそれを活かして新しいものを作った方が効率よくないですか?
つまり、元のアイデアに新しいアイデアを加えればいい!
元々あるものを一から作るのは時間と労力の無駄でしかないのです。
元のアイデアに新しいアイデアを加えた一例を紹介します。
アイスクリームのアイスとコーン
アイスクリームは今なら誰もが目にするあの「アイスと茶色のコーン」ですよね?
あの姿で完成された姿で登場したのは実は1900年ごろなのです。
アイスを最初にデザートとして食べた人物はローマの英雄ジュリアス・シーザーでした。
彼は若者を走らせ、氷や雪を運ばせミルクやワイン、蜜をかけて食べていたと伝えられています。
中国で古くから食べられていた「アイスミルク」をマルコポーロ(有名人)が中国宮廷でもてなされてイタリアにその製法を伝えたと言われています。
つまり中国には古くから(紀元前2000年〜3000年?)アイスがあったという説もあります。
コーンは1904年にアメリカで行われた国際博覧会であるセントルイス万博の会場でアイスクリームを販売していたハムウィという人物が、アイスの皿が無くなっていることに気付き、皿の代わりにワッフルを巻いてアイスを提供したのが始まりだと言われています。
中国にアイスが既にあったとし、ワッフルを巻いたのがコーンの始まりとすると、実に3900年立ってようやく今の形になっているということになります。
すごすぎる…
カツサンドのカツとパン
カツサンドといえばジューシーなカツがパンに挟まれてるあれです!
誰もが見たことあるカツサンドももちろんアイデアとアイデアの積み重ねによってできました。
パンは1万4400年前には既にあったという証拠が今年 (2018年)の7月にヨルダンで発見されています。
遺跡にあるかまどの底にパンの破片が見つかったようです。
ちなみに年代でいうと農耕が始まる前です。
パンをこねて焼こうと考えたやつ頭やばすぎる…
穀物採取→脱穀して粉を集め→水加えてこねて→かまどで焼く
今では普通に食べますが、冷静に考えてこの過程を大昔の人が既に思いついていたのが恐ろしいです。
ちなみにカツを挟むというアイデアは1935年に東京上野のトンカツ屋さんの女将が発案しました。
つまり、1万4300年たってようやくカツサンドという形ができるのです。
ゼロから考える必要はない!
今、何かやろうとしてアイデアを考えている方!
深く考えすぎてませんか?
今回、アイスクリームとカツサンドを例に見てわかったと思います。
どれもアイデアをうまく組み合わせただけなのです。
元々存在するアイデアを参考にして別のアイデアと組み合わせれば、それは新しいアイデアになります。
そしてどれもゼロから考えられたアイデアではないのです。
もし自分のやりたいことがあるなら、それを他のアイデアと組み合わせてみましょう!
きっと新しい面白いアイデアができるはずです。